楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

主に赦しを乞うこと

2018-03-16 20:44:00 | Sisterのねごと


四旬節は回心の季節。
自らの足りなさ・至らなさ・悪さを神と人とに具体的に詫びて、
新しいいのちへと生まれ変わるチャンスの季節。

毎回、共同回心式の前に神父様が
おっしゃることばがあります。

「告解は、人の罪の代理告白ではなく、
どうぞご自分の罪だけを述べてください」、と。

あのときの自分の間違いの原因はAさんにあり、
このときの自分の足りなさはBさんのせいで…と、
ひたすら「原因は他の人にある」論を展開するのではなく、
人のことはどうでもよくて、
この「わたし」が神に背を向け、闇を選び取り、
気づいてもお詫びする気になれなかったのでした。

そのことが神の御前で今問われているので… 
罪の意識さえ危うい時があるわたしたちですが、
それでも懲りずに愛し導いてくださる主に信頼して。




自分の「今」の歳を

2018-03-14 20:23:00 | Sisterのねごと


高齢化社会と言われるようになって長いですが、
人は皆、必ず歳をとっていくものです。

自分の年齢と向き合うことは生と向き合うことです。

いつまでも若い…のではなく、
いつまでも一般的な年齢のイメージに
束縛されない自分自身でありたいものです。

60歳以降の人生はそれまでの自分が表れると聞きますが、
何歳であっても、あらためて自分の「今」を
楽しく受け入れ、活かしていきたいものです。




忘れられない明日の日

2018-03-10 21:15:00 | Sisterのねごと


明日は「3.11」と称されるようになって久しい、
忘れがたい日です。

阪神淡路の「1.17」の2ヶ月後にめぐってくるこの日、
犠牲になったすべての方々のため、そして
“大切な人”を失った悲しみを抱えて
一生懸命生きているすべての被災者の方々のため、
あらためて心よりお祈りしたいと思います。




大切な人

2018-03-08 21:28:00 | Sisterのねごと


「大切な人」という表現が時々使われます。

特に震災から後に耳にする機会が
多くなったような気がします。

「大切な人を守るために」、
「大切な人を失った悲しみ」、
「大切な人に伝えたいこと」… 

必ずしも配偶者や子ども、きょうだいなどの
家族関係の誰かを指しているのでもなく、
恋人や友人、恩人など、
特別な存在感を持って関係を生きている間柄の誰か。

一人だけの人もいるし、
複数思い当たるという人もいるでしょう。

時々自問してみるのもいいかもしれません。
「わたしにとって大切な人って誰?」

フランシスコ教皇のメッセージから

2018-03-06 21:36:00 | Sisterのねごと


「偽り者であり、その父」(ヨハネ8・44)である悪魔は
ずっと昔から、人間の心を混乱させるために、
悪いものを良いものとして、
偽りのものを真のものとして示してきたからです。

したがってわたしたちは、
自分がこの偽預言者の嘘にだまされていないか、
自らの心を各自で識別し、見極めるよう求められています。

その場限りの表面的なレベルにとどまらずに、
心にいつまでも残るよいしるしを見分けるすべを
学ばなければなりません。

それらは神がくださるものであり、
わたしたちの幸福にとって真に価値あるものだからです。

(2018年四旬節教皇メッセージ
『不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える(マタイ24・12)』より)