足るを知る ~24万円のカーディガンから~
カーディガン¥241,500。「2万4千円か?ユニシロ(仮名)なら、2千円だな」…よくよく見ると、24万円だ!間違いだろう?誰が24万円のカーディガンを買うんだ?!でも、間違いなく24万1千5百円。
毎月送られてくる、カード会社(JCB)の冊子に載っているカタログ広告。「上質ニットでくつろぎの時間を」というタイトル。24万のカーディガンのほか、25万円のパンツ、5万8千円のネクタイ、13万6千円のタンクトップ、15万円の靴、54万2千円のバッグ・・・・・。おかしいよ!郵便局の帰りに見た中古車屋では、20万円台の車が並んでいた。中古車より服やカバンが高い!
私の1か月分の年金では、このカーディガンを買うことができません。これってナンナンダ?
24万円のカーディガン…今の日本で誰が買う?そんな金持ちいるのか?それがいるんだよねー。フォーブスの日本の富豪ランキング(2008年)を見てみると…フォーブス(Forbes)は世界有数の経済誌。毎年3月に世界長者番付を発表している。「4人の醜女」ではありません。
<日本人ランキング>
森章 (森トラスト) 9,000億円
山内溥 (任天堂) 7,680億円
毒島邦雄 (SANKYO) 6,360億円
孫正義 (ソフトバンク) 6,120億円
佐治信忠 (サントリー) 5,400億円
糸山栄太郎 (元衆議院議員) 5,280億円
柳井正 (ユニクロ) 4,320億円
滝崎武光 (キーエンス) 3,240億円
三木谷浩史 (楽天) 3,120億円
伊藤雅俊 (イトーヨーカ堂) 2,640億円
日本は、アジアの中では金持ちが多いのですが、上位40人の総資産額を比較すると、インドより遙かに少ないのだそう。インドの金持ちって、アジアでは、破格なんですねえ。
資産が1,000億円もあれば、24万円のカーディガンぐらい買いますよね。よーく分かりました。
それにしても・・・ワーキング・プアという言葉、授業料滞納、奨学金を返せない、給食費も払えない…そのようなニュース、毎日ですよ。
あの三越ですら、来春までに四店舗を閉鎖するらしい。もちろん売り上げ不振。
不況と無縁なのは芸能関係の売れっ子ですかね。「爆笑問題」が大阪府に、1,000万円を寄付した。彼らにとって1,000万円はポケットマネーでしょう。みのもんたさんは、週給が1億円なのだそうで…。そういえば、朝昼晩ずーとテレビに出てますからねえ。彼の論調は、「庶民の味方」大金持ちに、口先だけ味方されても…。
日本は、使い切れない大金をもっている人と、1円でも安い「もやし」を買って家計を何とかしようとする人…が、混在(?)している国なんですねえ。
私は、正直、24万円のカーディガンは、ほしくないです。買おうと思えば買えます。定期預金を解約すれば、それくらいどってことありません。2枚も買えます。カーディガンは、20年前のモノがまだ着られますから。金銭の考え方の根本は、「武士道は損得勘定をとらない。むしろ足らざることを誇りにする」です。
だから、村上ファンド氏が、「金儲けは悪いことですか!」と目玉をひんむいて報道陣に言ったとき、報道陣から何の反論もなかったのが腹立たしかったです。
「悪いでしょう!金儲けは、悪いことでしょう!あなただって、一世を風靡した人だ、汚れた利益より、損失を選びなさい」と、言ってほしかったなあ。彼なら、そういわれると、「ウッ」とつまって、目玉はテニスボールくらいまで大きくするでしょうが、二の句が継げなかったと思います。小学生の頃すでに、1,000万円を運用していた人、きっと、めっぽう頭がいい人でしょう。新渡戸稲造の武士道は、当然読んでいるでしょう。
武士道は、損得勘定をとらないということとは別ですが、私は、1,000円の予算があれば、500円のモノ2着より、1,000円のモノを1着。という考え方です。だからなんなんだって?価格は正直です。どうせ着るならいい物を着たい。いい物は高いです。一度しかない人生です。好きじゃないけど辛抱して安いものを着ても一生。着たいもので買える金額の範囲(これがポイント)で最も高いもの(より良いもの)を着ても一生。どちらがいいとか悪いとかは誰も言えない。というよりだれも解らない。人のお金の使い方にケチをつけるつもりは全くありません。「人間は、皆、オンリーワンで、ナンバーワン」生きているうちが華。死んでは、お金を使うことができません。生きているうちに、一生懸命働いて得たお金を、使える範囲で、使いたいように使う。これが大切。
24万円のカーディガンがあっても、100万円の出目金があってもいいんです・・・。
カーディガン¥241,500。「2万4千円か?ユニシロ(仮名)なら、2千円だな」…よくよく見ると、24万円だ!間違いだろう?誰が24万円のカーディガンを買うんだ?!でも、間違いなく24万1千5百円。
毎月送られてくる、カード会社(JCB)の冊子に載っているカタログ広告。「上質ニットでくつろぎの時間を」というタイトル。24万のカーディガンのほか、25万円のパンツ、5万8千円のネクタイ、13万6千円のタンクトップ、15万円の靴、54万2千円のバッグ・・・・・。おかしいよ!郵便局の帰りに見た中古車屋では、20万円台の車が並んでいた。中古車より服やカバンが高い!
私の1か月分の年金では、このカーディガンを買うことができません。これってナンナンダ?
24万円のカーディガン…今の日本で誰が買う?そんな金持ちいるのか?それがいるんだよねー。フォーブスの日本の富豪ランキング(2008年)を見てみると…フォーブス(Forbes)は世界有数の経済誌。毎年3月に世界長者番付を発表している。「4人の醜女」ではありません。
<日本人ランキング>
森章 (森トラスト) 9,000億円
山内溥 (任天堂) 7,680億円
毒島邦雄 (SANKYO) 6,360億円
孫正義 (ソフトバンク) 6,120億円
佐治信忠 (サントリー) 5,400億円
糸山栄太郎 (元衆議院議員) 5,280億円
柳井正 (ユニクロ) 4,320億円
滝崎武光 (キーエンス) 3,240億円
三木谷浩史 (楽天) 3,120億円
伊藤雅俊 (イトーヨーカ堂) 2,640億円
日本は、アジアの中では金持ちが多いのですが、上位40人の総資産額を比較すると、インドより遙かに少ないのだそう。インドの金持ちって、アジアでは、破格なんですねえ。
資産が1,000億円もあれば、24万円のカーディガンぐらい買いますよね。よーく分かりました。
それにしても・・・ワーキング・プアという言葉、授業料滞納、奨学金を返せない、給食費も払えない…そのようなニュース、毎日ですよ。
あの三越ですら、来春までに四店舗を閉鎖するらしい。もちろん売り上げ不振。
不況と無縁なのは芸能関係の売れっ子ですかね。「爆笑問題」が大阪府に、1,000万円を寄付した。彼らにとって1,000万円はポケットマネーでしょう。みのもんたさんは、週給が1億円なのだそうで…。そういえば、朝昼晩ずーとテレビに出てますからねえ。彼の論調は、「庶民の味方」大金持ちに、口先だけ味方されても…。
日本は、使い切れない大金をもっている人と、1円でも安い「もやし」を買って家計を何とかしようとする人…が、混在(?)している国なんですねえ。
私は、正直、24万円のカーディガンは、ほしくないです。買おうと思えば買えます。定期預金を解約すれば、それくらいどってことありません。2枚も買えます。カーディガンは、20年前のモノがまだ着られますから。金銭の考え方の根本は、「武士道は損得勘定をとらない。むしろ足らざることを誇りにする」です。
だから、村上ファンド氏が、「金儲けは悪いことですか!」と目玉をひんむいて報道陣に言ったとき、報道陣から何の反論もなかったのが腹立たしかったです。
「悪いでしょう!金儲けは、悪いことでしょう!あなただって、一世を風靡した人だ、汚れた利益より、損失を選びなさい」と、言ってほしかったなあ。彼なら、そういわれると、「ウッ」とつまって、目玉はテニスボールくらいまで大きくするでしょうが、二の句が継げなかったと思います。小学生の頃すでに、1,000万円を運用していた人、きっと、めっぽう頭がいい人でしょう。新渡戸稲造の武士道は、当然読んでいるでしょう。
武士道は、損得勘定をとらないということとは別ですが、私は、1,000円の予算があれば、500円のモノ2着より、1,000円のモノを1着。という考え方です。だからなんなんだって?価格は正直です。どうせ着るならいい物を着たい。いい物は高いです。一度しかない人生です。好きじゃないけど辛抱して安いものを着ても一生。着たいもので買える金額の範囲(これがポイント)で最も高いもの(より良いもの)を着ても一生。どちらがいいとか悪いとかは誰も言えない。というよりだれも解らない。人のお金の使い方にケチをつけるつもりは全くありません。「人間は、皆、オンリーワンで、ナンバーワン」生きているうちが華。死んでは、お金を使うことができません。生きているうちに、一生懸命働いて得たお金を、使える範囲で、使いたいように使う。これが大切。
24万円のカーディガンがあっても、100万円の出目金があってもいいんです・・・。