敬虔な信者…代償は肥満
「自由などない」のですが、思想信教の自由は認めます。それにしても、日本にある宗教および宗教もどきの数は凄い。仏教、キリスト教、イスラム教・・・それらがトウキビの根のように分かれ、本家だの別院だのプロテスタントだの・・・。財団法人新日本宗教団体連合会(文化庁文化部宗務課所管の公益法人)に加盟している団体だけで、約70!そのほかに、「笑える宗教もどき」が一体いくつあるのか!「がまの穂」で水がきれいになる宗教やら、教祖様は、歯を磨かない宗教やら・・・「私は神だぞ!」という宗教やら…寝起き髪の、婆っちゃんが、確かに、「私は神だぞ」と言った!もう、何でも有りです。私でも教祖になれます。と、言うか…国民皆教祖様予備軍の時代です・・・?
戸別訪問で布教する宗教があります。
無下に断って、恨まれてはかなわない。しかし、入信するつもりはない。大変迷惑です。「今、忙しいですから、またあとで…」は、だめですね。「何時に、おうかがいすればいいでしょうか」と、突っ込まれ返答に困ったり・・・。
忘れられないのは、歌って踊る宗教の人が、「加工した昆布」を売りに来たときのこと。「いりません」と断り、ドアを閉めたのですが、「踊らせていただきます」と、外で大声で歌を歌いながら踊ってました。歌詞は、「幸せ昆布で、よろ昆布(喜ぶ)…」ダジャレ…。長く生きていても、そのような場に出くわす経験がなかったので、どういう態度をとるべきかホント困りました。ドア一枚隔てて立ちつくしておりましたよ。
おかしかったのは、職場へ来た、「ハンカチを売る宗教」の人。身分証明書を見せて、「ハンカチを売らせてくれ」と言う。××協会だと、見抜きましたが、「どうぞ」と売らせた。結局商売にならない。身分証明書を置き忘れて帰っていった。忘れたことに気づかないのか、戻ってこない。布教活動に支障があるだろうと、身分証明書に書いてある連絡先へ電話した。ところが、「この電話は、ただいま使われておりません」だった。つまり、いい加減な身分証明書を何枚かもっているのですね。1枚や2枚紛失しても、なーんも影響ない。
こういうことだから、新興宗教は信用できない。笑いが入っているので、少しは楽しめますが。
布教と言えば、モルモン教でしょう。
十代~二十代の、白人。まれに女性も見るが、ほとんど男性の二人連れ。ダークスーツ着用で、ネクタイもきちんと締めている。リュックサックを背負い、自転車に乗っている。きちんとヘルメットを着用している。
「モルモン」という名の響きから、呪術師が出てくる。私など、木に縛られて、下から焚き火され・・・かなり怪しい宗教が連想されます。ソルトレークシティで、大聖堂を見たとき、スリムで巨大、しょうしゃ(瀟洒)という言葉がピッタリで仰天しました。ソルトレークシティそのものがモルモン教徒が作った都市、ようやく怪しくない宗教と解りました。
ケント・デリカットやケント・ギルバートも、かってはモルモンルック(ヘルメット、自転車、スーツ、リュックサック…)で、布教していたのだそう。
モルモンの皆さんは、一夫多妻制(日本では通用せんじゃろう)、白人中心主義(道理で、宣教師の皆さんに有色人種が少ない)、什分の一献金(収入の1割を献金する。だから、あのような大聖堂が建ったんだ!納得)、飲食物に関する厳しい規則(コーヒー、紅茶、煙草、酒をたしなまない)、努力・清潔・保守。
全然異端ではないですね。信者は1,000万人。「保守」を入れているあたり、CIAやFBIの高官にモルモン教徒が多いという話も頷けます。「古き良きアメリカを体現している」…共和党が全国大会をソルトレークシティーで開いたことも納得。
「古き良きアメリカ」は、「大草原の小さな家」ですね。知らない?無理もないですが…。
大草原に住む家族の物語。勤勉な父と母、ブロンドで青い目のかわいい子どもたち。煙草も酒もなし。一家そろって、お祈りして、質素だが、しっかりした内容の夕食をいただく。そして幸福な団らん。日曜日には、正装して教会へ。
このような情景は、アメリカ社会から失われつつある。そのことに危機感をもつアメリカ人が、モルモン教にそれを見出しす。解りますねえ。日本でも同じことが言えるのです。「よき日本」が急速に消えていっている現実があります。かと言って、日本には、モルモン教のような宗教はありません。あ!だから新興宗教が雨後のミミズのように這い出してくるのか!違いますね。全然違います。日本も宗教に頼らずに、ズレた軌道を修正しましょう。ハチドリの一滴で!出ました、ハチドリ!
ソルトレークシティのあるユタ州は、人口の7割以上がモルモン教徒。風光明媚、素晴らしい州なのですが、大きな問題に直面しているそうです。
そ、そ、それは、モルモン教徒は酒もタバコもやらない。そのかわり、甘党になる傾向があるのだそう…全米の成人の肥満率が約2割であるのに対し、ユタ州の成人のうち、約5割が肥満である…
「自由などない」のですが、思想信教の自由は認めます。それにしても、日本にある宗教および宗教もどきの数は凄い。仏教、キリスト教、イスラム教・・・それらがトウキビの根のように分かれ、本家だの別院だのプロテスタントだの・・・。財団法人新日本宗教団体連合会(文化庁文化部宗務課所管の公益法人)に加盟している団体だけで、約70!そのほかに、「笑える宗教もどき」が一体いくつあるのか!「がまの穂」で水がきれいになる宗教やら、教祖様は、歯を磨かない宗教やら・・・「私は神だぞ!」という宗教やら…寝起き髪の、婆っちゃんが、確かに、「私は神だぞ」と言った!もう、何でも有りです。私でも教祖になれます。と、言うか…国民皆教祖様予備軍の時代です・・・?
戸別訪問で布教する宗教があります。
無下に断って、恨まれてはかなわない。しかし、入信するつもりはない。大変迷惑です。「今、忙しいですから、またあとで…」は、だめですね。「何時に、おうかがいすればいいでしょうか」と、突っ込まれ返答に困ったり・・・。
忘れられないのは、歌って踊る宗教の人が、「加工した昆布」を売りに来たときのこと。「いりません」と断り、ドアを閉めたのですが、「踊らせていただきます」と、外で大声で歌を歌いながら踊ってました。歌詞は、「幸せ昆布で、よろ昆布(喜ぶ)…」ダジャレ…。長く生きていても、そのような場に出くわす経験がなかったので、どういう態度をとるべきかホント困りました。ドア一枚隔てて立ちつくしておりましたよ。
おかしかったのは、職場へ来た、「ハンカチを売る宗教」の人。身分証明書を見せて、「ハンカチを売らせてくれ」と言う。××協会だと、見抜きましたが、「どうぞ」と売らせた。結局商売にならない。身分証明書を置き忘れて帰っていった。忘れたことに気づかないのか、戻ってこない。布教活動に支障があるだろうと、身分証明書に書いてある連絡先へ電話した。ところが、「この電話は、ただいま使われておりません」だった。つまり、いい加減な身分証明書を何枚かもっているのですね。1枚や2枚紛失しても、なーんも影響ない。
こういうことだから、新興宗教は信用できない。笑いが入っているので、少しは楽しめますが。
布教と言えば、モルモン教でしょう。
十代~二十代の、白人。まれに女性も見るが、ほとんど男性の二人連れ。ダークスーツ着用で、ネクタイもきちんと締めている。リュックサックを背負い、自転車に乗っている。きちんとヘルメットを着用している。
「モルモン」という名の響きから、呪術師が出てくる。私など、木に縛られて、下から焚き火され・・・かなり怪しい宗教が連想されます。ソルトレークシティで、大聖堂を見たとき、スリムで巨大、しょうしゃ(瀟洒)という言葉がピッタリで仰天しました。ソルトレークシティそのものがモルモン教徒が作った都市、ようやく怪しくない宗教と解りました。
ケント・デリカットやケント・ギルバートも、かってはモルモンルック(ヘルメット、自転車、スーツ、リュックサック…)で、布教していたのだそう。
モルモンの皆さんは、一夫多妻制(日本では通用せんじゃろう)、白人中心主義(道理で、宣教師の皆さんに有色人種が少ない)、什分の一献金(収入の1割を献金する。だから、あのような大聖堂が建ったんだ!納得)、飲食物に関する厳しい規則(コーヒー、紅茶、煙草、酒をたしなまない)、努力・清潔・保守。
全然異端ではないですね。信者は1,000万人。「保守」を入れているあたり、CIAやFBIの高官にモルモン教徒が多いという話も頷けます。「古き良きアメリカを体現している」…共和党が全国大会をソルトレークシティーで開いたことも納得。
「古き良きアメリカ」は、「大草原の小さな家」ですね。知らない?無理もないですが…。
大草原に住む家族の物語。勤勉な父と母、ブロンドで青い目のかわいい子どもたち。煙草も酒もなし。一家そろって、お祈りして、質素だが、しっかりした内容の夕食をいただく。そして幸福な団らん。日曜日には、正装して教会へ。
このような情景は、アメリカ社会から失われつつある。そのことに危機感をもつアメリカ人が、モルモン教にそれを見出しす。解りますねえ。日本でも同じことが言えるのです。「よき日本」が急速に消えていっている現実があります。かと言って、日本には、モルモン教のような宗教はありません。あ!だから新興宗教が雨後のミミズのように這い出してくるのか!違いますね。全然違います。日本も宗教に頼らずに、ズレた軌道を修正しましょう。ハチドリの一滴で!出ました、ハチドリ!
ソルトレークシティのあるユタ州は、人口の7割以上がモルモン教徒。風光明媚、素晴らしい州なのですが、大きな問題に直面しているそうです。
そ、そ、それは、モルモン教徒は酒もタバコもやらない。そのかわり、甘党になる傾向があるのだそう…全米の成人の肥満率が約2割であるのに対し、ユタ州の成人のうち、約5割が肥満である…