ダンスバトル セブ囚人VS北朝鮮国民
岐阜県の笠松刑務所(女子刑務所)、人気があり、再犯で入ってくる受刑者が後を絶たないのだそう(再犯率は34%)。21歳から83歳の668人が入所、収容率126%の「定員オーバー」状態。収容理由は、覚せい剤が、約35%。窃盗、25%。殺人、11%・・・。刑務所内の娯楽が充実しており、各部屋にはテレビが設置。クラブ活動は絵画、書道、短歌など10種類。図書館では雑誌も読める。刑務所が快適ってのも困ったモノです。
フィリピンのセブ島といえば、島々に囲まれた穏やかな海が魅力のリゾート地。リゾートを一歩外に出れば、時間が止まったかのような田舎の風景が続き、庶民の暮らしがある素朴な島。新旧、東西の入り混じった独特の文化。まあ、このような感じです。
ところがここ数年、セブ島がリゾートではなく、「刑務所の活動」で有名になっています。動画投稿サイト、ユーチューブに、刑務所の様子が投稿され、200万回を越える再生回数を記録した・・・!
動画は、刑務所内の暮らしの紹介ではなく、「ダンス!」囚人がダンス?しかも、1,600人の服役者が踊る!これだけ聞いても、見ものです。
どんな曲で踊るか?たくさんのレパートリー…
スリラー(マイケル・ジャクソン)、Radio Ga Ga(クイーン)、Y.M.C.A、イン・ザ・ネイビー(ビレッジ・ピープル)、ザ・ウォール(ピンク・フロイド)、その他国内外のポップソング・・・
どうして、囚人がダンスを?もともと、どこの刑務所でもやっている体操や腕立て伏せをさせていたが、真面目に体操する囚人など皆無に近かった。当たり前、殺人や麻薬で服役しているんだから、体操はしないよね。そこで、体操に代えてダンスを持ち込んだ。
で、素直に囚人がダンスしたか?最初のうちは、大変だった様子。殺人犯は、急には踊りませんから。曲に合わせての行進の練習をした・・・そうなんです。犯罪を起こす人間の特徴として行進が出来ない。前頭葉が発達していない証拠なのです。前頭葉を発達させるためには、小学校・中学校のうちに徹底的に行進を教えなければならないのです。刑務所へ入ってからの行進では遅いのですが、何もしないよりはいいです。セブ島の刑務所では、「行進をさせ、音楽を通してコミュニケーションを図った」という。これは、素晴らしいです。
囚人には、老人もいれば病人もいる。その人たち用の振り付けも考えた。結果として元気になり、囚人たちが感謝しているという。
刑務所ダンス提案者の話・・・「ダンスを習った一番の効果は、有名になったことではなく、受刑者の精神面への影響。彼らの間に規律正しさ・協調性・チームワークが育ちました。皆やる気と自信に満ちています」
ビデオを見て、北朝鮮のマスゲームを脅かすダンスが出たと思いました。というのは、かなりオーバー。北朝鮮のマスゲームは、10万人を動員して、国をあげてのもの。口が開いているのも気づかず見とれてしまいました。見てきたのかって?写真で見たんですけど。セブ刑務所は、1,600人で、刑務所単独、勝負にはなりません。しかし、ダンスの質で北朝鮮に勝ってほしいと願っています。
久しぶりに、ユーチューブでセブ島刑務所を見ていたら、日本語が聞こえるような…間違いなく日本の歌、ダンスもしょぼい!これでは北朝鮮に勝てない。どんな歌でどんなダンスだったかって?そ、そ、それが…アルゴリズム体操だったのです。NHK教育テレビの、「ピタゴラスイッチ」でやっているあれ。是非止めてほしい。
さらに、ハルヒダンスだ。その下手なこと下手なこと。ただただ、あきれてしまいました。ああ~、北朝鮮の影が小さくなっていく~。1,600人の「ハレ晴レユカイ」は、無理です。ハルヒダンスは、人間には難しい高度なダンスですから。その証拠に、本当の人間は踊ってません。
「おいおい、本当にセブ島の刑務所で、日本のアルゴリズム体操やらハルヒダンスをやってるのか、殺人犯がやってるのか?」って?俄には信じがたいでしょうが、本当。
土曜日に、2時間ほどダンスが一般公開されます。観衆に日本人が多いので、取り入れたと思われます。嗚呼!「スリラー」は良かったのに、アルゴリズム体操だもんね…。
岐阜県の笠松刑務所(女子刑務所)、人気があり、再犯で入ってくる受刑者が後を絶たないのだそう(再犯率は34%)。21歳から83歳の668人が入所、収容率126%の「定員オーバー」状態。収容理由は、覚せい剤が、約35%。窃盗、25%。殺人、11%・・・。刑務所内の娯楽が充実しており、各部屋にはテレビが設置。クラブ活動は絵画、書道、短歌など10種類。図書館では雑誌も読める。刑務所が快適ってのも困ったモノです。
フィリピンのセブ島といえば、島々に囲まれた穏やかな海が魅力のリゾート地。リゾートを一歩外に出れば、時間が止まったかのような田舎の風景が続き、庶民の暮らしがある素朴な島。新旧、東西の入り混じった独特の文化。まあ、このような感じです。
ところがここ数年、セブ島がリゾートではなく、「刑務所の活動」で有名になっています。動画投稿サイト、ユーチューブに、刑務所の様子が投稿され、200万回を越える再生回数を記録した・・・!
動画は、刑務所内の暮らしの紹介ではなく、「ダンス!」囚人がダンス?しかも、1,600人の服役者が踊る!これだけ聞いても、見ものです。
どんな曲で踊るか?たくさんのレパートリー…
スリラー(マイケル・ジャクソン)、Radio Ga Ga(クイーン)、Y.M.C.A、イン・ザ・ネイビー(ビレッジ・ピープル)、ザ・ウォール(ピンク・フロイド)、その他国内外のポップソング・・・
どうして、囚人がダンスを?もともと、どこの刑務所でもやっている体操や腕立て伏せをさせていたが、真面目に体操する囚人など皆無に近かった。当たり前、殺人や麻薬で服役しているんだから、体操はしないよね。そこで、体操に代えてダンスを持ち込んだ。
で、素直に囚人がダンスしたか?最初のうちは、大変だった様子。殺人犯は、急には踊りませんから。曲に合わせての行進の練習をした・・・そうなんです。犯罪を起こす人間の特徴として行進が出来ない。前頭葉が発達していない証拠なのです。前頭葉を発達させるためには、小学校・中学校のうちに徹底的に行進を教えなければならないのです。刑務所へ入ってからの行進では遅いのですが、何もしないよりはいいです。セブ島の刑務所では、「行進をさせ、音楽を通してコミュニケーションを図った」という。これは、素晴らしいです。
囚人には、老人もいれば病人もいる。その人たち用の振り付けも考えた。結果として元気になり、囚人たちが感謝しているという。
刑務所ダンス提案者の話・・・「ダンスを習った一番の効果は、有名になったことではなく、受刑者の精神面への影響。彼らの間に規律正しさ・協調性・チームワークが育ちました。皆やる気と自信に満ちています」
ビデオを見て、北朝鮮のマスゲームを脅かすダンスが出たと思いました。というのは、かなりオーバー。北朝鮮のマスゲームは、10万人を動員して、国をあげてのもの。口が開いているのも気づかず見とれてしまいました。見てきたのかって?写真で見たんですけど。セブ刑務所は、1,600人で、刑務所単独、勝負にはなりません。しかし、ダンスの質で北朝鮮に勝ってほしいと願っています。
久しぶりに、ユーチューブでセブ島刑務所を見ていたら、日本語が聞こえるような…間違いなく日本の歌、ダンスもしょぼい!これでは北朝鮮に勝てない。どんな歌でどんなダンスだったかって?そ、そ、それが…アルゴリズム体操だったのです。NHK教育テレビの、「ピタゴラスイッチ」でやっているあれ。是非止めてほしい。
さらに、ハルヒダンスだ。その下手なこと下手なこと。ただただ、あきれてしまいました。ああ~、北朝鮮の影が小さくなっていく~。1,600人の「ハレ晴レユカイ」は、無理です。ハルヒダンスは、人間には難しい高度なダンスですから。その証拠に、本当の人間は踊ってません。
「おいおい、本当にセブ島の刑務所で、日本のアルゴリズム体操やらハルヒダンスをやってるのか、殺人犯がやってるのか?」って?俄には信じがたいでしょうが、本当。
土曜日に、2時間ほどダンスが一般公開されます。観衆に日本人が多いので、取り入れたと思われます。嗚呼!「スリラー」は良かったのに、アルゴリズム体操だもんね…。