アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

2年後は北半球に寒冷期

2008年11月08日 | Weblog
  2年後は北半球に寒冷期

 「上農は草を見ずして草を取る」優秀な農民は、草が生える前に草を取る。つまり、田畑に草が生えている状況など作らない。
 上農になりたいがための実践で間が抜けたこともあった。どんなドジ踏んだんだ!言ってみろって?…それが…とにかく、草を生やさないぞ!一生懸命草を取った。カボチャの蔓はすくすく3方向に延び、ソフトボール大の実も付いていた。台風が来た。翌朝、畑へ行って唖然!台風でカボチャの実が転がされた。カボチャの蔓は、転がされまいと頑張ろうとしたが、雑草が一本もないので掴まるところがない。蔓も一緒に捻れながら転がされた。3本の蔓は、時計の短針、長針、秒針よろしく時計回りで転がって転がって…一本になった。お下げの三つ編み完成!草を取らずに、生え放題にしておけば、カボチャの命を救うことが出来たのに。上農を目指したために、カボチャを全滅させてしまった。

 今年は、凄いですよ!何がすごいかって?11月になったのに、北国の我が家の畑からは、水菜、サラダ菜、トマト、エンドウ豆、ズッキーニが収穫できる!温室ではないですよ、露地ですよ。地球温暖化の恩恵を受けているわけです。びっくりしたり、喜んだり!その分、雑草も生意気に生えてくる。連山が冠雪している11月に、畑の草取り!

 小学生の頃(およそ50年前)、文化の日に学芸会をやっていた。会場の体育館が暖められるので屋根に積もっていた雪が、ザアザアとトタン屋根を滑り落ちたことを良く覚えている。11月3日に、1mからの積雪があったのです。ところが、12月になっても積雪がない年もあった。そういう年を「暖冬」と呼んでいた。「暖冬」の頻度が増え始めた。間氷期の中にも、温暖、寒冷があるわけで…。

 <今続いている間氷期の寒暖>
 1800年 寒冷期
 1920年 徐々に温暖期へ
 1945年 ほぼ温暖期
 1975年 温暖期
 2008年 温暖期
 2010年 次第に寒冷期に(平均気温が下がり始める)
 2017年 寒冷期 平均気温が7~8℃下がる
 「温暖化」問題も、2年後には解決です。還暦パパ説なら、「還暦(かんれき)と寒冷期(かんれいき)をかけたでっち上げ?」と思う不埒な人もいるでしょう。しかし、アメリカ国防総省の発表と聞くと、信じる人もいるでしょう。実は、この寒冷期情報は正しく、アメリカ国防総省の発表です。

 温暖化で困っている人もいるんだ!温暖化の恩恵とは不謹慎であろう、手放しで喜ぶんじゃない!そういう意見もあるでしょう。
 しかしですね、運動会が雨のため困っている人がいる。一方その雨、干ばつで困っていた農民にとっては恵みの雨。雨を喜んでいる農民を、「不謹慎」呼ばわりしますか?しませんよね。例えが良くないので話の本質から逸れているって?逸れていません。「自然現象を相手にして、困ってもしょうがないのです。どうしようもないでしょう。それなら、恩恵と受け止める方が潔いのではないでしょうか」

 日本社会の枠組みは、人口減で歪みが起こっています。自然の枠組みは、温暖化で狂っているか?狂っていません。自然界は、温暖化に適応しています。我が家の畑の11月の収穫もその一例。オホーツク海で南海の魚が獲れるのも一例。自然界の動植物は、「温暖化だ。困ったもんだ。絶滅しよう」とはならない。状況に適応したり、適応出来る場所へ移動したりなどして、「普通に」生きている。大騒ぎしません。

 ところが人間界は…騒ぎますねえ
 「牛のゲップには大量のメタンガスが含まれている。牛糞からもメタンガスが発生する。牛が増えると大量のメタンガスが発生し、温室効果を高める」このような論も出ました。そのときは、牛肉使用のハンバーガーまで温室効果ガス発生の元凶とされました。

 おもしろいという点では評価できますが、豚のゲップ、鶏のゲップ、鯨のゲップは許すのか?どうやらハンバーガー陥れ作戦と見た!ハンバーガーの敵は…ミスタードナッツかコーネルさんのチキンかピザハット…彼らの仕業だな!

 きちんと整理しなければならない2つの事実…
1 メタン、二酸化炭素等は、温室効果ガスである。
2 温室効果ガスは、地球温暖化とは無関係である。
 特に2が大切です。これをふまえて温暖化の議論をしなければ、牛のゲップが原因で、南海の魚が北の海へやってくるという話になってしまいます。

 温室効果ガスを減らすのは、大賛成。残り少ない人生、きれいな空気を吸って生きたいですから。2年後には寒くなる…旧ソ連に習って、還暦パパも南下政策をとらなければ…寒さは、老人にはつらいです。

 なるべく、ゲップをしないように生きていきます。呼吸も少なめにして。