人類が誕生してから今日までで、「一番感染者数の多い感染症」は、何か?インフルエンザ?外れです。正解は、「歯周病」。ギネスブックにも載っています。高齢者御用達の感染症のように言われていますが、歯ブラシの共有(今時そんな人はいないかな?)で感染するそうですから、子どもでも油断できない。歯周病がひどくなると歯を抜かなければならなくなり、総入れ歯への道を辿ることになります。
サトウキビ畑で、50万円の入れ歯をなくしてしまった人がおり…、「50万円?そんな高価な入れ歯などないだろう」と、内心疑っておりました。その後、「75万円の入れ歯」を入れている人がおりまして…入れ歯って高額なのですねえー!歯周病にならないようにしなければならないなあと決意を新たにしました。
歯周病の予防は、「歯磨き」ではなく、「歯茎みがき」。歯周ポケットを4mm未満に保てばよいようです。ちなみに、50歳代の半数は、4mm以上だそうです。
8020運動という運動があります。「80歳で、自分の歯が20本以上残そう」とする運動のこと。20本以上の歯を持つ高齢者は、それ未満の人に比べ、「活動的で、寝たきりとなることも少ない」のだそう。なんと、「8020推進財団(日本歯科医師会)」まであります。80歳の日本人の歯の保有数は平均して5~6本だそうで…。
推進財団は出来ていませんが、「5525運動(岡山市歯科医師会)」という運動もあります。55歳までに25本の歯を残そうというというもの。私は、珠算6級なので、計算が苦手。8020運動と、5525運動、どちらがハードルが高いか…?どっちでもいいんですが…。
「333運動」もあるだろうって?ありますが、これは、「自分の歯を残そうという運動とは違います。「3回の食後3分以内に3分間歯を磨きましょう」という運動。この運動の問題は、「食後3分」。何をもって食後とするか?私の食後は、食後酒を1時間近くも飲んで、食後の薬8種類を飲み終えた段階なのですが…それから3分以内の歯磨きでOKか?そんなに難しく考えるなって?だって、のんびりしているうちに、歯を溶かす酸ができはじめたらどうするの!
朗報として、歯を溶かす酸が、虫歯をつくるほどの勢力になるには、24時間くらいかかるのだそうです。つまり、24時間に一回歯磨きすれば大丈夫らしいいです。ということは、「333運動」は、「1-24-3運動」と、改称しなければなりません。虫歯によっては、放置しておけば治ってしまうものもあることが分かっていますし…。
ところで、私は、「水でうすめたコンクール液」をつけながら、「歯ブラシ→スペースブラシ→歯間ブラシ→デンタルフロス→舌ブラシ」の順に歯磨き(歯茎磨き)をしています。61歳で自分の歯は、30本あります。大したことない?そうです。私の世代は、「歯磨きの習慣」がない世代でした。アメ、キャラメル、チョコレートなど、甘いものが出始めていました。つまり、虫歯世代。これではダメダと気づいて、入念な歯磨きをするようになったのですが、遅すぎましたね。
日本人にあまり浸透していないのが、「デンタルフロス」。糸で、歯と歯の間の汚れを掻き出す。歯と歯の隙間の食物残渣が取り除ける。歯茎のマッサージにもなります。デンタルフロスは、サルでも使っています。「ホントカ?」って?産経新聞に載っていました。要旨は…。
タイに、人の髪の毛を使って歯に詰まった食べ物のかすを取り除く「歯磨き行動」をする野生のサルがいる。母ザルは、子ザルが見ている時に特に大げさに歯磨き行動を行う。子供に歯磨きについての関心を向けさせ、歯磨きを教える「しつけ」と考えられる。
約250頭の群れの中で約100頭が、この歯磨き行動をするのだそう。デンタルフロス(歯間磨き)…糸の代わりに、人の髪の毛を使う。これが凄い。人の髪の毛は、見た目はツルリとしているが実際は、タケノコの皮をササクレ立てたようになっている。つまり、歯間の食べかすがササクレに引っかかってよく取れる。実に理にかなっているのです。
サルの種類は、「カニクイザル」だそうで…カニクイザルは、街中で人を見ながら暮らしている。歯磨き行動は、人と接する中で学んだと考えられているのだそう。…と、いうことは、タイの人々はデンタルフロスを習慣的に使っているということでしょう。カニの身は、歯間に食い込みますから。
日本の歯磨き業界、カニクイザルに負けてはおられない。「骨伝導を利用した音楽歯ブラシ」が売り出されている。歯ブラシ内蔵にIC収録された音楽が、骨を伝わって音を奏でる…。音楽を聴くなら、歯ブラシからの骨伝導でなくても、ヘッドフォン(イヤフォン)で聴けばよいのに…。
光る歯ブラシも近々登場するという。口の中を明るく照らしてどうすんの?明るいから、入念なチェックができますね。ブラシの中央部分から、「ブロードバンド光」を照射する方式。この光、いくつかの歯周病の原因菌に対して抑制効果が期待できるという。入れ歯会社に強敵出現です。
サトウキビ畑で、50万円の入れ歯をなくしてしまった人がおり…、「50万円?そんな高価な入れ歯などないだろう」と、内心疑っておりました。その後、「75万円の入れ歯」を入れている人がおりまして…入れ歯って高額なのですねえー!歯周病にならないようにしなければならないなあと決意を新たにしました。
歯周病の予防は、「歯磨き」ではなく、「歯茎みがき」。歯周ポケットを4mm未満に保てばよいようです。ちなみに、50歳代の半数は、4mm以上だそうです。
8020運動という運動があります。「80歳で、自分の歯が20本以上残そう」とする運動のこと。20本以上の歯を持つ高齢者は、それ未満の人に比べ、「活動的で、寝たきりとなることも少ない」のだそう。なんと、「8020推進財団(日本歯科医師会)」まであります。80歳の日本人の歯の保有数は平均して5~6本だそうで…。
推進財団は出来ていませんが、「5525運動(岡山市歯科医師会)」という運動もあります。55歳までに25本の歯を残そうというというもの。私は、珠算6級なので、計算が苦手。8020運動と、5525運動、どちらがハードルが高いか…?どっちでもいいんですが…。
「333運動」もあるだろうって?ありますが、これは、「自分の歯を残そうという運動とは違います。「3回の食後3分以内に3分間歯を磨きましょう」という運動。この運動の問題は、「食後3分」。何をもって食後とするか?私の食後は、食後酒を1時間近くも飲んで、食後の薬8種類を飲み終えた段階なのですが…それから3分以内の歯磨きでOKか?そんなに難しく考えるなって?だって、のんびりしているうちに、歯を溶かす酸ができはじめたらどうするの!
朗報として、歯を溶かす酸が、虫歯をつくるほどの勢力になるには、24時間くらいかかるのだそうです。つまり、24時間に一回歯磨きすれば大丈夫らしいいです。ということは、「333運動」は、「1-24-3運動」と、改称しなければなりません。虫歯によっては、放置しておけば治ってしまうものもあることが分かっていますし…。
ところで、私は、「水でうすめたコンクール液」をつけながら、「歯ブラシ→スペースブラシ→歯間ブラシ→デンタルフロス→舌ブラシ」の順に歯磨き(歯茎磨き)をしています。61歳で自分の歯は、30本あります。大したことない?そうです。私の世代は、「歯磨きの習慣」がない世代でした。アメ、キャラメル、チョコレートなど、甘いものが出始めていました。つまり、虫歯世代。これではダメダと気づいて、入念な歯磨きをするようになったのですが、遅すぎましたね。
日本人にあまり浸透していないのが、「デンタルフロス」。糸で、歯と歯の間の汚れを掻き出す。歯と歯の隙間の食物残渣が取り除ける。歯茎のマッサージにもなります。デンタルフロスは、サルでも使っています。「ホントカ?」って?産経新聞に載っていました。要旨は…。
タイに、人の髪の毛を使って歯に詰まった食べ物のかすを取り除く「歯磨き行動」をする野生のサルがいる。母ザルは、子ザルが見ている時に特に大げさに歯磨き行動を行う。子供に歯磨きについての関心を向けさせ、歯磨きを教える「しつけ」と考えられる。
約250頭の群れの中で約100頭が、この歯磨き行動をするのだそう。デンタルフロス(歯間磨き)…糸の代わりに、人の髪の毛を使う。これが凄い。人の髪の毛は、見た目はツルリとしているが実際は、タケノコの皮をササクレ立てたようになっている。つまり、歯間の食べかすがササクレに引っかかってよく取れる。実に理にかなっているのです。
サルの種類は、「カニクイザル」だそうで…カニクイザルは、街中で人を見ながら暮らしている。歯磨き行動は、人と接する中で学んだと考えられているのだそう。…と、いうことは、タイの人々はデンタルフロスを習慣的に使っているということでしょう。カニの身は、歯間に食い込みますから。
日本の歯磨き業界、カニクイザルに負けてはおられない。「骨伝導を利用した音楽歯ブラシ」が売り出されている。歯ブラシ内蔵にIC収録された音楽が、骨を伝わって音を奏でる…。音楽を聴くなら、歯ブラシからの骨伝導でなくても、ヘッドフォン(イヤフォン)で聴けばよいのに…。
光る歯ブラシも近々登場するという。口の中を明るく照らしてどうすんの?明るいから、入念なチェックができますね。ブラシの中央部分から、「ブロードバンド光」を照射する方式。この光、いくつかの歯周病の原因菌に対して抑制効果が期待できるという。入れ歯会社に強敵出現です。