アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「浦島姓」増殖始まる…ナハナハ!

2009年07月08日 | Weblog
「せんだみつお」は…、「千に三つしか本当のことを言わない」から、「せんみつ」…それで、せんだみつお。代表的なギャグは、「ナハナハ」。それで、7月8日を「ナハナハの日」に制定した。6月4日→虫歯予防デー、11月22日→いい夫婦の日、これらと同じ手法のゴロアワセでの制定(?)。勝手にそんなもの決めていいのかって?暦に載るわけでもなし、国会を通さなくてもいいらしいですよ。
芸名を変えるのもギャグのうちなのか、4~5回改名している。二千田光雄(にせんだみつお)と、名乗ったこともある。
 それで…今日、ナハナハの日から1年間、「浦島みつお」と、改名するのだそうで…。まあ、好きにしてくれってところです。

 どうして「浦島」なのか?せんだは、「自虐的芸人」です。自分を惨めに見せることで笑いをとろうとする芸風。素行はかなり悪いらしいが、芸では高飛車に出ることはない。「世間に忘れられた人」と、いうことで、亀を助けて竜宮城へ行った「浦島太郎」に自分を重ねて「浦島」とした。まあ、そんなところでしょう。

 今や、どーでもいい芸人に成り下がっていますが、世間へ結構影響を与えているんですよ。宴会の余興では、「せんだみつおゲーム」が行われたりする。死語に近いが、「あけおめ」の制作者。やんちゃぶりは、ビートたけしがあきれるほどのもの。著書もある。「ナハ」という本の出版社は、東京書籍なのです。それがどうしたって?東京書籍って、教科書専門の出版社かと思っていました…。

 芸能人の著書といわれているもの多いです。同年代では、郷ひろみ!買って読む人いるんでしょうか?郷さん、新曲は出すし、全国ツアーもする…「浦島ひろみ」に改名しなくても良さそう。
もうそろそろ「浦島俊彦」だろうと思っていた…ビッグな田原俊彦。新曲を出しました。買って聴く気にもなりませんが。何とか忘れられまいとあがいているところが笑えます。
 「浦島秀樹」かと思われた、西城秀樹には驚かされました。NHKの朝のドラマに出ているのです。良く分からんが、暴力団(?)の役。さらに、NHK教育テレビの「趣味の園芸」のレギュラー。したたかです。何がしたたかかって?歌って踊るのは、もう無理。だったら趣味の園芸、という…お金のためにプライドをかなぐり捨てたところがしたたか。
 せんだみつおは、「仕事がない」ことをウリにしています。西城秀樹のような「何にでも食いつく頑張り」がほしい。今のままでは、ずっと「浦島みつお」から脱却できません。相田みつおに水を開けられています。ナハナハ…。