我が家の二男は、ボストンの「ブリガム・アンド・ウイメンズホスピタル」という病院で生まれました。もちろん(アメリカの父親がそうするように)出産に立ち会いました。20数年前の日本ではあまり多くなかったようですが、今では日本の父親も皆さん立ち会っているそうで…。
翌日、長女、長男を連れてお見舞いに行ったのですが…
母子の入院室(個室)は、ホテル並み。広々とした部屋、高い天井。バリアフリーのバス・トイレ。テレビ、冷蔵庫、応接セット、食事用テーブル…。現在は、お金さえ出せば日本の病院でも珍しくない施設設備。
では、何が珍しかったか?
食事の際、大きな革製のメニューを持ったウエートレス(?)が現れ、「御注文は?」
ドッキリカメラではないか(古っ)!ここは病院のはず…病院の食事は、学校給食の容器のようなものに入った冷めたもの…でなければならないのに。しかも、メニューは、レストラン同様、各種オードブルから始まって、各種メインデッシュ、各種デザート、各種飲み物!
思わず聞いてしまいました。
「あ、あのう…値段が書いていないのですが、タダってわけはありませんよね?」
「もちろん、タダです。見舞いに来た人の食事は全てタダです」
「ドッヒェー!!」
というわけで、急に元気が湧いてきて、赤ん坊の分は頼まなかったが、4人分注文。
ドッヒェーは、さらに続いた。
「飲み物は、オレンジジュースだけでいいのですか?よく冷えたビールとワインがありますよ」
「しゅっ、出産直後の母親も、アルコール類を飲んでもいいのですか?」
「ウイスキーなど、強いお酒は出せませんが、ビール、ワインはOKです」
日頃飲酒の習慣のない母親(家内)が、「ビール!」と注文!まったく、タダと知ると急に主婦根性を発揮する。出産してまだ24時間も経っていないのにビールを飲む…。なんでも、お産の後、喉が渇いてしょうがなかったとのこと。
私も負けてはいられない。
「では、ビールとワイン」
「ワインは、ボトルでお持ちしますね。残ったら持ち帰ってください」
「は、はいーっ!」
お産は、病気ではないので、出産してしまえば普通の人…強い酒以外は、シャワーもテレビもOK。出産直後に退院してしまう人もいるが、この病院では、「母体の健康を考え、一泊していただきます」ということでした。
「退院していいです」と、あっさり言われたのですが…「日本では3~4日は入院しなければなりません。心配なので、3日間だけでいいですから入院させて!」と、懇願し許可してもらいました。
まんまと、3日間、革製のメニューの食事をさせていただきました。もちろん、ビールとワインも。帰りは、酒気帯び運転なんじゃないかって?当時のアメリカも、「飲んだら乗るな」でしたが、取り締まっていたら暴動が起こってましたね。夜など、100%とは言いませんが、80%は酒気帯び運転でしょう。郷に入っては郷に従えで、私も…。(日本ではやってませんよ!)
経費はどうなっているか?コースを選べるようになっております。例えば…
無料コース(これは所得等により適用される)、500ドルコース、800ドルコースなど。もっと高いコースもありますが…どんなサービスがあるのでしょうか?出産の時、花火を打ち上げてくれるとか、退院の時、リムジンで送ってくれるとか?大統領からメッセージが届くとか…アメリカ人は発想が豊かですから何を考えることやら。
コースを選ぶと、入院から退院まで別料金は一切なし。見舞い家族の食事代も含まれています。ただ、あくまで推測ですが、コースは便宜的なもので、500ドルも800ドルも内容は同じではないかと思います。医療サービスに区別は出来ませんから。
アメリカでの出産も、チョイスとして考えてもいいかもしれません。日本より安あがり。安心の病院体制。母子も家族も「食い放題!」。ビールもワインも「飲み放題!」。あと…メリットとして、生まれた子へはアメリカ国籍が与えられる。アメリカ国籍は、アメリカの大統領になるための前提条件ですから…日本人でも、アメリカ大統領の親になる可能性もあるのですぞ!
翌日、長女、長男を連れてお見舞いに行ったのですが…
母子の入院室(個室)は、ホテル並み。広々とした部屋、高い天井。バリアフリーのバス・トイレ。テレビ、冷蔵庫、応接セット、食事用テーブル…。現在は、お金さえ出せば日本の病院でも珍しくない施設設備。
では、何が珍しかったか?
食事の際、大きな革製のメニューを持ったウエートレス(?)が現れ、「御注文は?」
ドッキリカメラではないか(古っ)!ここは病院のはず…病院の食事は、学校給食の容器のようなものに入った冷めたもの…でなければならないのに。しかも、メニューは、レストラン同様、各種オードブルから始まって、各種メインデッシュ、各種デザート、各種飲み物!
思わず聞いてしまいました。
「あ、あのう…値段が書いていないのですが、タダってわけはありませんよね?」
「もちろん、タダです。見舞いに来た人の食事は全てタダです」
「ドッヒェー!!」
というわけで、急に元気が湧いてきて、赤ん坊の分は頼まなかったが、4人分注文。
ドッヒェーは、さらに続いた。
「飲み物は、オレンジジュースだけでいいのですか?よく冷えたビールとワインがありますよ」
「しゅっ、出産直後の母親も、アルコール類を飲んでもいいのですか?」
「ウイスキーなど、強いお酒は出せませんが、ビール、ワインはOKです」
日頃飲酒の習慣のない母親(家内)が、「ビール!」と注文!まったく、タダと知ると急に主婦根性を発揮する。出産してまだ24時間も経っていないのにビールを飲む…。なんでも、お産の後、喉が渇いてしょうがなかったとのこと。
私も負けてはいられない。
「では、ビールとワイン」
「ワインは、ボトルでお持ちしますね。残ったら持ち帰ってください」
「は、はいーっ!」
お産は、病気ではないので、出産してしまえば普通の人…強い酒以外は、シャワーもテレビもOK。出産直後に退院してしまう人もいるが、この病院では、「母体の健康を考え、一泊していただきます」ということでした。
「退院していいです」と、あっさり言われたのですが…「日本では3~4日は入院しなければなりません。心配なので、3日間だけでいいですから入院させて!」と、懇願し許可してもらいました。
まんまと、3日間、革製のメニューの食事をさせていただきました。もちろん、ビールとワインも。帰りは、酒気帯び運転なんじゃないかって?当時のアメリカも、「飲んだら乗るな」でしたが、取り締まっていたら暴動が起こってましたね。夜など、100%とは言いませんが、80%は酒気帯び運転でしょう。郷に入っては郷に従えで、私も…。(日本ではやってませんよ!)
経費はどうなっているか?コースを選べるようになっております。例えば…
無料コース(これは所得等により適用される)、500ドルコース、800ドルコースなど。もっと高いコースもありますが…どんなサービスがあるのでしょうか?出産の時、花火を打ち上げてくれるとか、退院の時、リムジンで送ってくれるとか?大統領からメッセージが届くとか…アメリカ人は発想が豊かですから何を考えることやら。
コースを選ぶと、入院から退院まで別料金は一切なし。見舞い家族の食事代も含まれています。ただ、あくまで推測ですが、コースは便宜的なもので、500ドルも800ドルも内容は同じではないかと思います。医療サービスに区別は出来ませんから。
アメリカでの出産も、チョイスとして考えてもいいかもしれません。日本より安あがり。安心の病院体制。母子も家族も「食い放題!」。ビールもワインも「飲み放題!」。あと…メリットとして、生まれた子へはアメリカ国籍が与えられる。アメリカ国籍は、アメリカの大統領になるための前提条件ですから…日本人でも、アメリカ大統領の親になる可能性もあるのですぞ!