アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

なんちゃって献金…お金持ちはやることが違う

2009年07月09日 | Weblog
アンティークマンとしての最近のヒットコピーナンバーワンは、「故人献金」です。これほどおもしろいのは…1年に一度あるかないか。このそこはかとないおもしろさは、「個人」と「故人」の…「掛詞」というか「縁語」というか「対句」というか「シャレ」というか…だけではありません。出所が、鳩山由紀夫さん!自作自演?タコ部屋とも通ずるし、小沢さんの事件とも一脈通じている。亡くなっている人が献金したとして扱っていた間抜け具合。秘書の責任には、出来ません。おもしろさの多面体です。
 
 通常(?)、個人献金というと、扱いに不正があって問題になる…献金の受け方が違法なのですが、由起夫さんの場合もらってもいない金を、献金があったことにした…その出所が、故人であったり関係ない名前であったり…。

 由起夫さんは大金持ちですから、違法な金を集める必要がないのです。個人資産は16億5,591万円です。私より多いです。どのくらい多いかって?たったの、16億5,400万円ほどですがね。端(はした)金額です。東京都内にある、通称「鳩山御殿」(母親名義になっている)は、約50億円の評価額。市場取引価格となれば、倍になっても不思議がない。1996年の(旧)民主党結成のとき、(母親が)8億円出した。民主党は、はじめから由起夫さんのものだったのです。

 4年間で2,177万円の虚偽記載。株の配当だけで年間6,000万円もある由起夫さんですよ(邦夫さんとの区別のため、親しいふりをして「由起夫さん」と表記しています)。2,177万円など、ほんのポケットマネーにすぎない。脱税?せこくないからそんなことするはずがない。お金に頓着なし。虚偽記載の背景?そんなもの、なーんもない。

 降って湧いたような大きな敵失なのだが、自民党としては、「虚偽記載」しか責めどころがない。それなら、二階さん、与謝野についてはどーするんだ?ってことになる。私は、ノンセクトラディカルですから、自民の味方でも民主の味方でもないですが、由起夫さんを責めるのであれば…
1 受けてもいない献金をでっち上げる「倫理観念」を責める。
2 偽装献金が出来る有り余るお金。(お金があるのは、責めどころとは違うといわれそうです。お金儲けは武士道に反します。韓国の大統領に出来るのだから、あなたもやりなさいというところが責めどころ)
3 「国民のため」と常に言うが、暮らしぶりから口先だけということが分かる。いつも、仕立てのいいスーツ、ネクタイも、いいものをたくさん持っています。…別世界の方です。「口先だけだ部!」が責めどころ。
 以上3点で責めるのが有効です。「有り余るお金」なら、麻生さんだって同じじゃないかって。レームダックですから見逃してあげましょう。ペキンダックでもドナルドダックでもありません。今頃、パスタ食べているかな?
 
 政治は、麻生政権発足以来、「解散しろ!麻生辞めろ」VS「しかるべき時期に私が…」。国民の暮らしとは無関係。国民は、しょうがないから勝手にやってきた。それでも何とかやってこられている。日本国民は凄いですよ。