アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

最期まで吸うのがタバコ道…?

2011年01月11日 | Weblog
 そういう調査をする人っておるんかいな?と、マユにツバをつけましたが、実際にいたのだからしょうがない。どんな調査か?横須賀市が行ったもので、「かんだガムのポイ捨て調査」。タバコのポイ捨ても大変な迷惑ですが、ガムのポイ捨てはさらに悪質。バス・電車のシートや、路面に付いたガム…剥がしきれません。衣服に付こうものなら、その衣服、捨てるしかない。

 で、「横須賀市内の繁華街では、かんだガムのポイ捨てが(タバコ値上げ前に比べて)4倍近く急増している」という。逆に、タバコのポイ捨ては、3分の1以下に急減しているという。
 この現象は、タバコをやめるために、ガムをかむ人が増えた。タバコを吸う人は、「道路は灰皿」という無責任な人が少なくない。ですから、かんだガムも道路に「ぺっ!」と、平気で吐き出す。人の迷惑なんてなーんも考えない。

 「値上がりしたからタバコをやめよう」というのは、意味が分からない?と、いうことは、安いから吸っていたわけ?自分の体にタバコが必要だから吸っていたんじゃないんだぁ?!タバコが必要な自分の体のためなら、「値上がりに関係なくタバコを吸い続けるべき」でしょう。

 昨年10月1日に、タバコが大幅値上げされましたが、実際、喫煙者たちは値上げにどのように対応したのか?ガムのポイ捨ての増加という現象から、禁煙しようとしている人が増えたのは確かでしょうが…。そんな知りたがり野次馬のために、インターワイヤードが調べてくれた(サンプルは、1,357人の喫煙者)。電線の会社がそんなこと調べないだろうって?インターワイヤードは、15年も前から、インターネットリサーチ(マルチメディア事業部)もやっているのです。

 禁煙や減煙をした・・・・・・・30.2%
 禁煙・減煙をするつもり・・・・38.7%
禁煙も減煙もしない・・・・・・31.1%

 と、いうことは、値上げに左右されず、タバコは吸い続けるよという人が3分の1いることになる。
 「タバコがいくらになっても、絶対にやめない」という人が、(現在、禁煙も減煙もしない人の)30.1%。そのぐらいの性根が据わった喫煙者であれば認めてあげてもいい。喫煙のリスク?それはもちろん喫煙者が自分でかぶるしかありません。

 どうでもいい話かも知れませんが…値上げに備えて、トイレットペーパーをまとめ買いする現象が起こったことがあった。これは、何ヶ月か後には、元の値段に戻る予想が立てられていたので、庶民の行為(購買行動)としては納得できる。
 納得できないのが、喫煙者の53.6%の、「タバコのまとめ買い」。一生分のタバコをまとめ買いするならいいと思うが、100箱程度をまとめ買いしたところで…それを吸いきったら高いタバコを買わなければならない。「いくらか安く済ませた」と、いった程度。そこまで、ケチでどうしてタバコを吸うのか?勝手だろうって?勝手です。だから、どうでもいい話かも知れないと、前置きしたのです。

 あと、いみじくも、「副流煙を人に吸わせなきゃあいいだろう。人に迷惑をかけていないし!」と豪語する人もいる。実は、喫煙しない人のお世話になる(なっている)部分もあるのです。それはなんなんだって?「喫煙者は病気になる確率が高い…健康保険を使う…健康保険には税金が投入されてる…税金は非喫煙者も納入している」…微々たる額だろう、ケチなこと言うなって?…お金のことは言いたくない。ただ、喫煙者がゼロになれば病人が半分以下に減るかなと…。WHOでは、「喫煙者=病人」という解釈ですがね。