アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

祐樹に納得、朋美に納得!

2011年01月05日 | Weblog
「○○力」が流行って、もう10年も経つのにまだ廃れない。「悩む力」「孤独力」「内定力」「居座り力」「流出力」「長州力」…何にでも「力」がつく。おっと、長州力はプロレスラーでした。失礼、失礼。

 スピードスケートの岡崎朋美さんが、「挑戦力」という本を出した。才能があるんですねえ!産休の最中にコツコツと書いたのでしょうか。いつ書いたかはともかく、内容で「おっ!いいじゃないか」と、思える文がありました。どんな文か…
 「目標を追い続ける『挑戦力』がある限り、人は何歳になっても進化することが出来る」
 これは、いいですよ!「挑戦力があれば進化できる」という。「夢が叶う」ではなく、「進化できる」というところが白眉です。

 なぜそのようなことをいうか?有名人が出す本の殆どが、「夢は大きく持ちなさい。必ず叶います」。こればかりですよ!どれもこれも、夢を持て、夢を持て…いいかげんにしてほしい。もうたくさん。青春ドラマじゃないんだから。だけど、斉藤祐樹の、「ボクが何を持っているか分かりました。それは…仲間です!」…このクサいセリフ、斉藤祐樹が言うと、「ああ、そうなんだぁ!」と納得してしまう。クサいセリフが吐ける唯一の例外でしょう。
 
 それで、岡崎朋美さんですが、まだ、「挑戦力」をもっておられる。現在は、産後間もないので腹に晒しを巻いているが、しばらく休んでから競技に復帰する。「我が子に大舞台で滑る母の姿を見せたい」…大舞台ということは、2014年のソチ五輪に出るつもりか!その時は42歳です。 やる気さえあれば、何歳になっても進化できる…そうだよなあ!と、納得できます。