アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

速歩と赤ワインで死ぬまで長生き

2011年01月30日 | Weblog
「速歩の人は長生きする」という朗報が、ピッツパーグ大学からもたらされて歩くのが速い私は大いに喜んでおります。(速いか遅いかの基準については、秒速1メートル以上が速い)
 そして、また新たな朗報が、名古屋市立大学から私にもたらされた。
 「赤ワインを飲むと頭が良くなる」というもの。これはありがたい。子育て中の方は、ミルク代わりに赤ワインをガブガブのませると良いのだが…未成年はだめですね。

 この夢のような話…名古屋市立大大学院医学研究科(岡嶋研二教授ら)の研究。
 マウス実験によって、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である「レスベラトロール」に脳の認知機能を向上させる働きがあることを突き止めました。記憶力、学習能力が向上し、認知症の予防や改善につながるとのこと。

 速く歩いて、赤ワインを飲めば死ぬまで生きられる!しかもボケずに。良かったですぅ。
 実は私は、脳のCTで、「萎縮している」と言われてしまったのです。それで、「もうだめだな、記憶力が著しく減退し、新しいことが覚えられない。つまり学習能力が降下の一途。認知症の入り口まで来ている」と、自覚しておりました。そこへ、いきなりの「赤ワイン効果」。白ワイン、ビール、日本酒、紹興酒、マッコリ、焼酎には、「レスベラトロール」は含まれない。このあたり少々寂しいが。いっそうのこと、「レスベラトロール」を単体で売ってもいいんじゃないか?そうなったら、私は買いますけどね。預金を切り崩してでも…。

 ただですねえ、冷静に考えると、脳萎縮の原因はアルコール類の摂取です。赤ワインって…アルコールが入っていますよね?脳を萎縮させ、認知症への道を推し進めながら、記憶力、学習能力を向上させ、認知症の予防をするのって拮抗作用というか、「目クソ鼻クソを笑う」というか…変じゃないか?

 岡嶋研二教授らの実験の概略は…
 赤ワイン、レスベラトロール、白ワインを、3週間「少量ずつ」異なるマウスに飲ませ、記憶や学習にかかわる脳器官の変化を調べた。赤ワイン、レスベラトロールを飲んだマウスは神経細胞を活性化させる物質が通常の1.5倍に増え、神経細胞の再生や情報伝達スピードが向上した。白ワインには効果がなかった。
 迷路を解かせる訓練でも、赤ワインを飲んだマウスの所要時間は白ワインを飲んだマウスの約半分。学習能力も向上していた…。

 「少量ずつ」…これがポイントですね!よく分かりました。1回に1本飲むのをやめます。1回に飲む量をボトル半分にします。そのために、ボトルを1本飲まないための対策グッズ…いいものを買い込みました。飲みさしのワインを保存するために、ボトル内を真空にするワインセーバー(ワイン保存器具)を買いましたよ。オランダ製で、名前が、「バキュバン(vacu vin)」(←ホント、ホント)。