「もしも2人がうまくやっているように見えるなら、1人が耐えているのだ」…チュニジアのことわざです。
このことわざは、「いじめ」を論ずるときに、私がたびたび使わせていただいております。どんな使い方かというと…
学校で、いじめ関連と思われる事件が起こったとき、校長先生が出てきて、「いじめはなかった」とか、「いじめがあったとは認識していない」とおっしゃいます。その段階で、まったくの間違いというか、ウソですから!「いじめは、2人の人間がいたら起こるのです」もっとも、その当人の感じ方で、いじめになったりならなかったりするのですがね。
特に学校などでは、2人以上がいるわけですから、「いじめは必ずある」という認識が必要です。チュニジアのことわざに学んでいただきたい。
ジャスミン革命…このネーミング、センスがいい!「革命」と、聞くと流血…何百、何千の人の命が失われるものと、相場が決まっている。しかし、ジャスミン革命では、40~50人が犠牲になっただけで済んだ(まだくすぶっているので、済んだことにはならないかも知れないが、ベン・アリーを追い出したので、とりあえずは一段落)。
チュニジアは、政治腐敗や人権侵害が飽和状態にあった。青年層の失業率は、25~30%。大学卒業後も就職できない。そのため、街頭で果物や野菜を売り生計を立てる失業者も多かったという。
そんな中の12月17日、失業中だった26歳の男性が果物や野菜を街頭で販売し始めたところ、販売の許可がないとして警察が商品を没収した。
男性は、これに抗議するためにベンゼンをかぶり火をつけ、焼身自殺を図った。26歳が、焼身自殺を選択しなければならなかった。つまり、チュニジアの国民の暮らしは、生死の境がなくなっているほど虐げられていたということでしょう。
それにしても、チュニジア国民の蜂起、身震いがするほど素晴らしいです。その陰に、情報共有のため、Facebook(インターネットによる情報交換)が力を発揮したという。また、Youtubeやtwitter、WikiLeaksといったネットメディアが重要な役割を果たしたという。23年間やりたい放題だった、ベン・アリー政権は、IT時代に負けたといえるかも知れません。ITの普及に取り組んだベン・アリーが、ITに追放されたわけで…。
チュニジア旅行は、「いつかきっと!」と考えておりました。古代世界に栄華を極めたカルタゴの幻が観られる。豊かであったこの国は、誰もが憧れ、手に入れることを望んだ。さまざまな民族が訪れ、支配し、多様な文化や民族を残していった。日本の半分の面積すらない小国。東京都より人口が少ない。遺跡を巡り、ビーチに遊び(アクアウオーキングには不向きか?)、迷路のようなメディナ(町、特に旧市街地)を、さまよう。アラビアンナイトの世界ですよ。南には、サハラ砂漠が続いている。旅情をかき立てられますが、当分は行かない方が良いでしょう。これから、さらに荒れます。ベン・アリー政権の関係者を一掃しない限り国民は治まらないから。そうこうしているうちに別の勢力が台頭してくる。そこへ持ってきて、民族と宗教…。誇り高きチュニジア人ですから、徹底的にやるでしょう。
これが北朝鮮なら…26歳の男性が焼身自殺を図っても、「何もなかった」と、いうことになる。国民の蜂起?99.9%考えられない。0.1%は、考えられるのかって?餓えている人が数百万人ですから、不満を持たない人はいない。しかし、Facebookも、Youtubeも、twitterも、WikiLeaksもない。兵士すら餓えている。鴨緑江が凍結している現在(冬場)、北朝鮮住民や兵士が中国側に越境し食料を盗む事件が頻発しているという。先日も、中国の農家に侵入した北朝鮮兵士が、農民を射殺した。食料を盗もうとして見つかったからなのでしょう。
エジプトは、チュニジアに倣い国民が数千人規模のデモを始めた。死者も出ている。もう制圧はできないでしょう。しかし、北朝鮮国民は、自力で金親子を追放できない。韓国さ~ん!キムチ食べている場合じゃない。平壌を制圧して、餓えた北朝鮮国民を助けてくれーっ!チュニジア問題も、落ち着きどころはそこへいくんだよなーっ…。
このことわざは、「いじめ」を論ずるときに、私がたびたび使わせていただいております。どんな使い方かというと…
学校で、いじめ関連と思われる事件が起こったとき、校長先生が出てきて、「いじめはなかった」とか、「いじめがあったとは認識していない」とおっしゃいます。その段階で、まったくの間違いというか、ウソですから!「いじめは、2人の人間がいたら起こるのです」もっとも、その当人の感じ方で、いじめになったりならなかったりするのですがね。
特に学校などでは、2人以上がいるわけですから、「いじめは必ずある」という認識が必要です。チュニジアのことわざに学んでいただきたい。
ジャスミン革命…このネーミング、センスがいい!「革命」と、聞くと流血…何百、何千の人の命が失われるものと、相場が決まっている。しかし、ジャスミン革命では、40~50人が犠牲になっただけで済んだ(まだくすぶっているので、済んだことにはならないかも知れないが、ベン・アリーを追い出したので、とりあえずは一段落)。
チュニジアは、政治腐敗や人権侵害が飽和状態にあった。青年層の失業率は、25~30%。大学卒業後も就職できない。そのため、街頭で果物や野菜を売り生計を立てる失業者も多かったという。
そんな中の12月17日、失業中だった26歳の男性が果物や野菜を街頭で販売し始めたところ、販売の許可がないとして警察が商品を没収した。
男性は、これに抗議するためにベンゼンをかぶり火をつけ、焼身自殺を図った。26歳が、焼身自殺を選択しなければならなかった。つまり、チュニジアの国民の暮らしは、生死の境がなくなっているほど虐げられていたということでしょう。
それにしても、チュニジア国民の蜂起、身震いがするほど素晴らしいです。その陰に、情報共有のため、Facebook(インターネットによる情報交換)が力を発揮したという。また、Youtubeやtwitter、WikiLeaksといったネットメディアが重要な役割を果たしたという。23年間やりたい放題だった、ベン・アリー政権は、IT時代に負けたといえるかも知れません。ITの普及に取り組んだベン・アリーが、ITに追放されたわけで…。
チュニジア旅行は、「いつかきっと!」と考えておりました。古代世界に栄華を極めたカルタゴの幻が観られる。豊かであったこの国は、誰もが憧れ、手に入れることを望んだ。さまざまな民族が訪れ、支配し、多様な文化や民族を残していった。日本の半分の面積すらない小国。東京都より人口が少ない。遺跡を巡り、ビーチに遊び(アクアウオーキングには不向きか?)、迷路のようなメディナ(町、特に旧市街地)を、さまよう。アラビアンナイトの世界ですよ。南には、サハラ砂漠が続いている。旅情をかき立てられますが、当分は行かない方が良いでしょう。これから、さらに荒れます。ベン・アリー政権の関係者を一掃しない限り国民は治まらないから。そうこうしているうちに別の勢力が台頭してくる。そこへ持ってきて、民族と宗教…。誇り高きチュニジア人ですから、徹底的にやるでしょう。
これが北朝鮮なら…26歳の男性が焼身自殺を図っても、「何もなかった」と、いうことになる。国民の蜂起?99.9%考えられない。0.1%は、考えられるのかって?餓えている人が数百万人ですから、不満を持たない人はいない。しかし、Facebookも、Youtubeも、twitterも、WikiLeaksもない。兵士すら餓えている。鴨緑江が凍結している現在(冬場)、北朝鮮住民や兵士が中国側に越境し食料を盗む事件が頻発しているという。先日も、中国の農家に侵入した北朝鮮兵士が、農民を射殺した。食料を盗もうとして見つかったからなのでしょう。
エジプトは、チュニジアに倣い国民が数千人規模のデモを始めた。死者も出ている。もう制圧はできないでしょう。しかし、北朝鮮国民は、自力で金親子を追放できない。韓国さ~ん!キムチ食べている場合じゃない。平壌を制圧して、餓えた北朝鮮国民を助けてくれーっ!チュニジア問題も、落ち着きどころはそこへいくんだよなーっ…。