ウサギ年…「兎」ではなく、「卯」と書く。ネズミ年は、「鼠」ではなく「子」。ウシ年は、「牛」ではなく「丑」。トラ年は、「虎」ではなく「寅」。
どうして?
十二支の、「子丑寅卯辰巳…」は、1月~12月の自然を表す漢字の一部を取っている。1月は自然が孕む月。「孕」という字の「子」をとった。2月は母親と、胎児が結ばれる。ひも(紐)で結ばれるので、「丑」をとった。4月は、植物の芽が出る月ですから(植物の)双葉の象形文字である「卯」とした。そこまでは、分かるが、「ウサギ年」と「4月」の関係はなんなんだ?
できあがった十二支に、順番に動物をあてがった。その順が、「ネズミ、ウシ、トラ、ウサギ…」。そんなわけで、4番目の「卯年」にウサギがあてがわれた…。そんなわけなので、ヒツジが、「羊」ではなく「未」だったり、サルが「猿」ではなく「申」だったりするわけ。
ウサギの数え方は、「一匹、二匹…」ではない。鳥類でもないのに、「一羽、二羽…」。どうして?
その1 ウサギは、「鵜(う)、鷺(さぎ)」と、いうわけで、鳥類なので、「一羽、二羽…」。
その2 僧侶は、二本足(鳥類)を食べることは許されていたが、四つ足(獣)を食べることを禁じられていた。しかし、どうしてもウサギを食べたかった。そのため、「ウサギは二本足で立つから鳥類だ」と、こじつけた。
どっちの説も、ポンとヒザを打つほどのものではないかな。
私の経験では、「ウサギの肉」は、鶏肉によく似ていて、鶏肉よりむしろ旨いかも。目隠しして食べたら、ウサギも鶏も区別がつかないでしょう。そんなあたりから、「ウサギ=鳥類」という説が出てきたのではないか…。
ウサギに関するものとしては、「二兎を追う者一兎をも得ず」ということわざが有名。英語では、He who hunts two hares catches neigher. (または、If you run after two hares, you will catch neither.)
おもしろいです。何がって?日本語でも、英語でも、なぜか「ウサギ、hare(rabbit)」なのです。野豚でも、ガチョウでも、ジャコウ猫でも良かったのではないか?まして、文化が違う日本と英語圏で一致?
不思議な気がしますが、実は全然不思議ではないのです。
「二兎を追う者一兎をも得ず」は、英語圏のことわざを日本語訳したものでした!「輸入直訳ことわざ」ですね。え?以前にも同じことを書いただろうって?ま、ウサギ年につき御容赦を。
どうして?
十二支の、「子丑寅卯辰巳…」は、1月~12月の自然を表す漢字の一部を取っている。1月は自然が孕む月。「孕」という字の「子」をとった。2月は母親と、胎児が結ばれる。ひも(紐)で結ばれるので、「丑」をとった。4月は、植物の芽が出る月ですから(植物の)双葉の象形文字である「卯」とした。そこまでは、分かるが、「ウサギ年」と「4月」の関係はなんなんだ?
できあがった十二支に、順番に動物をあてがった。その順が、「ネズミ、ウシ、トラ、ウサギ…」。そんなわけで、4番目の「卯年」にウサギがあてがわれた…。そんなわけなので、ヒツジが、「羊」ではなく「未」だったり、サルが「猿」ではなく「申」だったりするわけ。
ウサギの数え方は、「一匹、二匹…」ではない。鳥類でもないのに、「一羽、二羽…」。どうして?
その1 ウサギは、「鵜(う)、鷺(さぎ)」と、いうわけで、鳥類なので、「一羽、二羽…」。
その2 僧侶は、二本足(鳥類)を食べることは許されていたが、四つ足(獣)を食べることを禁じられていた。しかし、どうしてもウサギを食べたかった。そのため、「ウサギは二本足で立つから鳥類だ」と、こじつけた。
どっちの説も、ポンとヒザを打つほどのものではないかな。
私の経験では、「ウサギの肉」は、鶏肉によく似ていて、鶏肉よりむしろ旨いかも。目隠しして食べたら、ウサギも鶏も区別がつかないでしょう。そんなあたりから、「ウサギ=鳥類」という説が出てきたのではないか…。
ウサギに関するものとしては、「二兎を追う者一兎をも得ず」ということわざが有名。英語では、He who hunts two hares catches neigher. (または、If you run after two hares, you will catch neither.)
おもしろいです。何がって?日本語でも、英語でも、なぜか「ウサギ、hare(rabbit)」なのです。野豚でも、ガチョウでも、ジャコウ猫でも良かったのではないか?まして、文化が違う日本と英語圏で一致?
不思議な気がしますが、実は全然不思議ではないのです。
「二兎を追う者一兎をも得ず」は、英語圏のことわざを日本語訳したものでした!「輸入直訳ことわざ」ですね。え?以前にも同じことを書いただろうって?ま、ウサギ年につき御容赦を。