「ばんや」には驚かされました。鋸南町の保田…ここに、レンタカー屋のオジサンが教えてくれた、漁協直営の「魚食普及食堂」があります。その名前が、「ばんや」、漢字でどう書くかは不明。
平日というのに、身動きできない人、人、人…!人口密度は、ラッシュアワーの山手線以上か!食堂の広さは、バスケットボールのコートぐらい。
で…ばんやのルールというものがある。それが分かっていなければ何時間待っても食事にはありつけない。
受付の名簿にカタカナで名前と人数を記入する→待ち時間に、注文の品を心に決める→メニューはすべて単品、定食は260円増→なんとか着席することができたら、店員さんを呼んで注文する…
私の場合、受付名簿の場所まで行くことができず(もの凄い人なので)、魚食普及食堂「ばんや」での食事を断念。首尾良く名前をカタカナで書いたところで、席が空くまでに2時間は待たなければならなかったでしょう。
しかし、ここからが私の凄いところ。「ばんや」には、魚食普及食堂の他に、温泉宿泊施設(ばんやの湯。日帰り入浴大歓迎)がある。と、いうことは食事も提供してくれるのではないか?食材(魚)は、当然同じものであろう。
ばんやの湯へ行って、「食事できますか?」と訪ねると、「はい!」という。通された食堂は、掘りごたつ式のテーブルが何列もある大広間で、収容人員は300人ぐらい。客は10人ほど。
家人得意のセリフが炸裂した!
「お勧めは何ですか?」
受付兼ウエイターのオジサンが、「そりゃあ、850円の寿司だ。朝漁協に上がったものだぁ。味噌汁も付くんだぁ!」
850円の寿司…分厚くでっかいネタ!鮮度は間違いなし。家人は、調子に乗った…!寿司桶を持って歩き出した。そんな客は、通常おらんやろ!
壁のメニューを貼り替えていたおねえさんの所へ行き質問、「この赤い魚ですが、メニューにはスズキとありますが、千葉県のスズキは赤いんですか?」という質問。メニュー係は、「あ、こ、これはキンメダイです。スミマセン」…クレームをつけられたと思ったらしい。ばんやの湯の食堂は、品切れになった魚を次々と別の新鮮な魚に代える。そのため、メニュー係が表示の書き換えるのが追いつかない。
で、家人の次の質問が!
ウエイターのオジサンを捕まえて…
「壁のメニューのことなんですが、サワラという表記と、ワラサという表記がありますが…」
「サワラは、サワラ。ワラサはワラサだぁ」
オジサンは明快に答えた。実は、「メニューの書き間違えだろう!」と言ったのは私。家人は、でっかくて旨い寿司にすっかり調子に乗っているものだから、サワラとワラサの関係を明確にしようとしたわけ。従業員の皆さん、ウカウカ私らの近くへ寄れませんなあ。何を質問されるか分かったもんじゃない。
サワラは出世魚で、サゴシ→ナギ→サワラ(60センチ以上)。
ワラサも出世魚で、モジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ(80センチ以上)。と、いうことでした。ヤレヤレ、支配人まで出てきて大騒ぎでした。皆さん人柄がいい。だけど、昼食時にどうして支配人さんが湯上がりだったんだ?昼休みを利用して一風呂浴びたってことだったんでしょうかねえ?それとも、サワラ?じゃなくて、サボリ?
極秘情報をまとめると…
1 ばんやが混んでいる場合は、ばんや温泉の食堂へ行くべし(徒歩60秒)。旨くて、量が半端じゃなく多くて、価格がリズナブルなものを、のーんびり食べられます。
2 「850円の朝どれ寿司」、「カマ煮」が、お勧め。カマのでかいこと、旨いこと、安いこと!
3 サワラとワラサは別の魚です。
4 近所の席の常連客夫婦の会話、「あっちは、凄く混んでいるのに、こっちはガラガラね」「観光客は、こっちが穴場ってこと知らないんだよ」と、いうことでした。
平日というのに、身動きできない人、人、人…!人口密度は、ラッシュアワーの山手線以上か!食堂の広さは、バスケットボールのコートぐらい。
で…ばんやのルールというものがある。それが分かっていなければ何時間待っても食事にはありつけない。
受付の名簿にカタカナで名前と人数を記入する→待ち時間に、注文の品を心に決める→メニューはすべて単品、定食は260円増→なんとか着席することができたら、店員さんを呼んで注文する…
私の場合、受付名簿の場所まで行くことができず(もの凄い人なので)、魚食普及食堂「ばんや」での食事を断念。首尾良く名前をカタカナで書いたところで、席が空くまでに2時間は待たなければならなかったでしょう。
しかし、ここからが私の凄いところ。「ばんや」には、魚食普及食堂の他に、温泉宿泊施設(ばんやの湯。日帰り入浴大歓迎)がある。と、いうことは食事も提供してくれるのではないか?食材(魚)は、当然同じものであろう。
ばんやの湯へ行って、「食事できますか?」と訪ねると、「はい!」という。通された食堂は、掘りごたつ式のテーブルが何列もある大広間で、収容人員は300人ぐらい。客は10人ほど。
家人得意のセリフが炸裂した!
「お勧めは何ですか?」
受付兼ウエイターのオジサンが、「そりゃあ、850円の寿司だ。朝漁協に上がったものだぁ。味噌汁も付くんだぁ!」
850円の寿司…分厚くでっかいネタ!鮮度は間違いなし。家人は、調子に乗った…!寿司桶を持って歩き出した。そんな客は、通常おらんやろ!
壁のメニューを貼り替えていたおねえさんの所へ行き質問、「この赤い魚ですが、メニューにはスズキとありますが、千葉県のスズキは赤いんですか?」という質問。メニュー係は、「あ、こ、これはキンメダイです。スミマセン」…クレームをつけられたと思ったらしい。ばんやの湯の食堂は、品切れになった魚を次々と別の新鮮な魚に代える。そのため、メニュー係が表示の書き換えるのが追いつかない。
で、家人の次の質問が!
ウエイターのオジサンを捕まえて…
「壁のメニューのことなんですが、サワラという表記と、ワラサという表記がありますが…」
「サワラは、サワラ。ワラサはワラサだぁ」
オジサンは明快に答えた。実は、「メニューの書き間違えだろう!」と言ったのは私。家人は、でっかくて旨い寿司にすっかり調子に乗っているものだから、サワラとワラサの関係を明確にしようとしたわけ。従業員の皆さん、ウカウカ私らの近くへ寄れませんなあ。何を質問されるか分かったもんじゃない。
サワラは出世魚で、サゴシ→ナギ→サワラ(60センチ以上)。
ワラサも出世魚で、モジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ(80センチ以上)。と、いうことでした。ヤレヤレ、支配人まで出てきて大騒ぎでした。皆さん人柄がいい。だけど、昼食時にどうして支配人さんが湯上がりだったんだ?昼休みを利用して一風呂浴びたってことだったんでしょうかねえ?それとも、サワラ?じゃなくて、サボリ?
極秘情報をまとめると…
1 ばんやが混んでいる場合は、ばんや温泉の食堂へ行くべし(徒歩60秒)。旨くて、量が半端じゃなく多くて、価格がリズナブルなものを、のーんびり食べられます。
2 「850円の朝どれ寿司」、「カマ煮」が、お勧め。カマのでかいこと、旨いこと、安いこと!
3 サワラとワラサは別の魚です。
4 近所の席の常連客夫婦の会話、「あっちは、凄く混んでいるのに、こっちはガラガラね」「観光客は、こっちが穴場ってこと知らないんだよ」と、いうことでした。