アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

GPSでストーキングする時代…

2011年02月20日 | Weblog
 姻族に、元統一教会信者がいる。また、統一教会の道場に連れて行かれ、信者見習いを体験した友人もいる。自慢かって?そんなもの、自慢にも何もならない。ボストン時代は、教会の支部(道場?)のようなものがあったり、教会が経営する鮮魚店があったりで、身近な存在だった。鮮魚店の店員は日本人が多く、合宿暮らし。一様に覇気が無く、衣服が薄汚れた感じ。布教活動は活発で…私の事務所に(布教目的だが、物売りを装っていた)元気に入ってきた日本人女性がいた。化粧っけがなく、日焼けしていた。一瞬、インカか、北朝鮮の女性かと思ったほど。(冬だったので)ダウンの上着を着ていたが、袖口はもちろんのこと、全体が汚れていた。下手くそな英語で話していたが、私が日本人であることが分かると脱兎のごとく逃げていった。

 なぜ逃げなければならなかったか?なぜ堂々としていなかったのでしょうか?私に捕まえられて、親元へ送還されるとでも思ったのでしょうか?罪の意識があったから逃げた…。

 統一教会は「神様の真の愛を相続しよう」をテーマに、「ために生きる」人格の育成と祝福結婚による理想家庭の実現に取り組んでいるという。この段階ですでに怪しい。(桜田淳子さんを思い出します。誰だそれって?山口百恵さんと、日本の一、二を争うアイドル歌手でした)
 また、そのような理想家庭を世界中に拡げることを通して、人種・民族・文化・国家の壁を超えた人類一家族世界を目指している。…こうなると、理解不能。人類一家族世界?どんな世界か分からないが、魚屋との繋がりはどうなっているのか?魚屋の店員たちが、理想家庭で暮らしているとは思えませんでしたが。

 私の姻族の元信者の場合、脱会しようとしても執拗に追い回され、海外に逃亡しました。10数年後、ようやく追っ手がこなくなったという。

 統一教会のことはすっかり忘れていたのに、「脱会女性にストーカー行為の統一教会の男を逮捕」というニュースで思い出しました。
 統一教会を脱会した女性を路上で待ち伏せ…これは古式豊かなストーキング。さらにこの男の場合、女性の親族の車にGPS機能がある携帯電話を取り付け、居場所を確認していたという。スパイ映画さながら。時代を感じました。そのうち、衛星から監視するんじゃないか?!
 男と脱会女性は、宗教上婚姻関係にあった。つまり、例の国際合同祝福結婚式というやつですね。神様の真の愛を相続できなかったので、ストーカーになった。ぜんぜん祝福結婚ではなかった。