アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

子供は、「下ネタ」「残虐ネタ」で地位保全…

2011年02月18日 | Weblog
 プールの更衣室…本音の宝庫。練習を終えた、「めだかスイミングクラブ」の子供達(小学校低学年)が、更衣しながらくつろぎのひとときを楽しんでおりました。この日は、替え歌大会。

 「あるー貧血 森のな浣腸 くまさんにんにく 出会ーっ短足 花咲く森のみチ○ポコ くまさんに出会ーった(森のくまさん)」
 この替え歌まだあったのか!シーラカンスだなと思いながら聴いていた。すると別の子が、対抗意識を露わにして大声で歌い出した。

 「田舎のじっちゃんばっちゃん イモ食って屁~ふって パンツが破けて真っ黄色(アルプス一万尺)」
 浣腸とチ○ポコに対抗して、「屁でパンツを破る」で優位に立った!

 子供同士では、「下ネタ」「残虐ネタ」がカッコイイのです。悪ぶって見せることにより、心理的優位を獲得しようとする。

 「あかりをつけたら消えちゃった~ お花をあげたら枯れちゃった~ 五人ばやしは死んじゃった~ 今日は悲しいお葬式~(ひなまつり)」
 とうとう、「死」「葬式」が登場した。彼らの世界では、「下ネタ」より、「死などの残虐ネタ」が、上なのです。すかさず、別の葬式ネタが!
 「タンスに激突タ~ラちゃん 鼻血ぶ~ タンスが倒れて タラちゃん下敷き 皆が笑ってる~ タラちゃんもがいてる~ る~るるるる~る~明日はお葬式~(サザエさん)」…タラちゃん死んじゃいました。

 サザエさんネタが結構多い…
 「お魚くわえたサザエさん おっかない~…」そりゃ、おっかない!別の子がすかさずエスカレートさせる…。
 「お魚くわえたドラ猫くわえたサザエさん~…」サザエさんに猫をくわえさせてしまう。子供の発想は奇想天外です。サザエさんが、波平にくわえられる日も近いか?

 私どもの時代、替え歌といえばブルーシャトーでした。
 「森とんかつ 泉にんにく かーこんにゃく まれてんぷら…」食べ物がない時代でしたから。食べ物ばっか!「死」を替え歌にして笑う余裕(?)はなかったです。それにしても、この替え歌、歌っているうちに虚しくなります。なぜか?「笑う所がないから」だと思います。タラちゃんには悪いが、「とんかつ」よりも、「タラちゃんもがいてる~」のほうが笑えます。

 森と泉に…「森泉」というタレントがおります。(連想ゲームかっ!)森英恵の孫ということをごく最近知りました。ハーフかクオーターといった顔立ち、背もやたら高いので森英恵とは結びつきませんでしたよ。「森泉」改め「ブルーシャトー」にしたほうがいいんじゃないか…

 「ぽっぽっぽぉ 鳩ぽっぽ 豆が欲しいか やらないよ 世の中そんなに 甘くない」…この替え歌、更衣室では登場しなかった。動物に意地悪しちゃあダメですからね。だったら、タラちゃんを亡き者にするなってか…。 次回、替え歌大会に遭遇したら、よーく指導しておきます。「タラちゃんを蘇生させろ」と。