GDPで日中逆転、日本は第3位に転落。「経済大国」「金余り大国」「黒字大国」と言われた日本を知っている世代にとって、呆然とする事態。中国に抜かれることは、前期(7~9月期)から見えていたが、それでも現実を突きつけられるとショックです。
国の豊かさを示す指標として、GNP(Gross National Product 国民総生産:世界中のどこの国かを問わず、「日本人が」生産して稼いだ額の合計)が使われていた時代があった。
今は、もっぱらGDP(Gross Domestic Product国内総生産)が使われている。
GNPが華やかだった頃のこと…
日産自動車の入社試験の面接で、「GNPとはなんですか?」という質問がなされた。立て板に水ですらすら答える学生が多かった。…そんな中、「あ、ジ、GNPですか…」紅潮し汗ばんでいた。重苦しい沈黙が数秒間続いた。次の瞬間、その学生の表情がパッと明るくなった。
「ジ、GNPは、ガ、ガンバレ、ニッサン、パルサーです!」
この学生、現在は日産自動車の中堅としてガンバッテいる。
なーんだ!経済問題ではなく、そちらか?だって?こっちのほうがおもしろいかと思ってさ。
サッポロビールの面接試験の話は有名なので知っている人が多いかも知れないが、知らない人用に掲げます。
面接試験場に入った学生が、面接委員の質問に答えない。はじめのうちは、緊張しているのだろうと、ニコニコしていた面接委員も、次第にイライラしだした。「も、もう、いいです!」と、面接を打ち切った。無言の学生は、もちろん無言のまま席を立った。そして、退出する瞬間向き直り、「男は黙ってサッポロビール!」と、大きな声で言った。
これは、大きな賭でしたね。その学生が採用されたかどうかまでは知りませんが、サッポロビールとしては、このようなおもしろい学生を採用しなきゃ。饒舌な学生より、はるかに好感が持てます。え?好感だけじゃあ仕事にならない?饒舌よりいいと思うが。
新しいところでは…
日本の一流商社に挑戦していた学生は、ワイシャツで勝負に出た。一次面接はピンクのシャツ。二次は紫。その後も、赤、緑、黄色、青と、意表を突く色のシャツで、順調に内定へのステップを駆け上がっていった。そしてとうとう、社長じきじきに面接する最終面接へ臨んだ。
ここで、注釈をつけなければならないが、商社の人事課は、社長に学生の「シャツの色情報」を与えていたと思われます。人事課も、社長も、「最終面接のジャツは何色か?」この点に興味を集中させていた…。
そして、最終面接のシャツの色は、「白」…。
この学生、内定目前であえなく撃沈。何色のシャツだったら内定をいただけたのだろうか?本人は、「社長面接だから、白かなと…」。
学校関係では、能力的には合格に届かないが、面接の点数で合格という例も少なくない。看護学校の面接に臨む生徒に、先生がアドヴァイスした。「成績では勝負にならない。オマエが勝負できるのは、声の大きさだ。受験生の誰よりも大声で面接官に答えろ」
この学生、合格!しかし、後日談がある。看護学校の授業で、「麻疹(マシン)」が取り上げられていたとき、この学生が挙手して質問した。
「麻疹(マシン)は、癌(ガン)の一種ですか?」
先生が、「うっ」と詰まったところで学生は…
「マシンガンなんちゃって!」
声が大きいからといって、合格させるもんじゃないですね。
国の豊かさを示す指標として、GNP(Gross National Product 国民総生産:世界中のどこの国かを問わず、「日本人が」生産して稼いだ額の合計)が使われていた時代があった。
今は、もっぱらGDP(Gross Domestic Product国内総生産)が使われている。
GNPが華やかだった頃のこと…
日産自動車の入社試験の面接で、「GNPとはなんですか?」という質問がなされた。立て板に水ですらすら答える学生が多かった。…そんな中、「あ、ジ、GNPですか…」紅潮し汗ばんでいた。重苦しい沈黙が数秒間続いた。次の瞬間、その学生の表情がパッと明るくなった。
「ジ、GNPは、ガ、ガンバレ、ニッサン、パルサーです!」
この学生、現在は日産自動車の中堅としてガンバッテいる。
なーんだ!経済問題ではなく、そちらか?だって?こっちのほうがおもしろいかと思ってさ。
サッポロビールの面接試験の話は有名なので知っている人が多いかも知れないが、知らない人用に掲げます。
面接試験場に入った学生が、面接委員の質問に答えない。はじめのうちは、緊張しているのだろうと、ニコニコしていた面接委員も、次第にイライラしだした。「も、もう、いいです!」と、面接を打ち切った。無言の学生は、もちろん無言のまま席を立った。そして、退出する瞬間向き直り、「男は黙ってサッポロビール!」と、大きな声で言った。
これは、大きな賭でしたね。その学生が採用されたかどうかまでは知りませんが、サッポロビールとしては、このようなおもしろい学生を採用しなきゃ。饒舌な学生より、はるかに好感が持てます。え?好感だけじゃあ仕事にならない?饒舌よりいいと思うが。
新しいところでは…
日本の一流商社に挑戦していた学生は、ワイシャツで勝負に出た。一次面接はピンクのシャツ。二次は紫。その後も、赤、緑、黄色、青と、意表を突く色のシャツで、順調に内定へのステップを駆け上がっていった。そしてとうとう、社長じきじきに面接する最終面接へ臨んだ。
ここで、注釈をつけなければならないが、商社の人事課は、社長に学生の「シャツの色情報」を与えていたと思われます。人事課も、社長も、「最終面接のジャツは何色か?」この点に興味を集中させていた…。
そして、最終面接のシャツの色は、「白」…。
この学生、内定目前であえなく撃沈。何色のシャツだったら内定をいただけたのだろうか?本人は、「社長面接だから、白かなと…」。
学校関係では、能力的には合格に届かないが、面接の点数で合格という例も少なくない。看護学校の面接に臨む生徒に、先生がアドヴァイスした。「成績では勝負にならない。オマエが勝負できるのは、声の大きさだ。受験生の誰よりも大声で面接官に答えろ」
この学生、合格!しかし、後日談がある。看護学校の授業で、「麻疹(マシン)」が取り上げられていたとき、この学生が挙手して質問した。
「麻疹(マシン)は、癌(ガン)の一種ですか?」
先生が、「うっ」と詰まったところで学生は…
「マシンガンなんちゃって!」
声が大きいからといって、合格させるもんじゃないですね。