アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「ユウカンマダム」に新種が登場

2011年02月01日 | Weblog
「ユウカンマダム」という言葉があります。
 草分けは、「有閑マダム」。時間・金に余裕があり遊びに時間を費やす夫人のこと 有閑とは「生活に余裕があって、ひまが多いこと」。
 「マダム」はもともと、「既婚女性に対する敬称」、あるいは、「バーや喫茶店などの女主人」でした。しかし、今は…単に、中年女性のことか?

 「夕刊マダム」もおられる。ダイエットをしながらお小遣いを稼ぐ目的で、夕刊配達のアルバイトをする家庭婦人のこと。
 「勇敢マダム」は、その漢字の通り勇敢なマダムのこと。名前の起こりは、ひったくりに遭ったマダムが、追いかけて、しつこく追いかけて、とうとう犯人を捕まえた事件。足が速いという問題ではなく、実に勇敢!
 「憂患マダム」…心配して悩むマダム。世の中で一番庶民的なマダムが、憂患マダムでしょうか?

 「嵐」のコンサート。私は行ったことがないが、行った人の話では、「40~50歳代の女性。いわゆるマダムの多さに驚かされた」という。そういえば、「氷川きよしショー」のお客は、マダムが中心なんだとぉ。古いが、「ペー様」のファンもマダム勢だった。「韓流=マダム」という式ができたのがペー様以降のことです(ペー様は、林家ペーではなく、ペ・ヨンジュン)。
 石川遼選手の追っかけもマダムが主流。これにより、男子ゴルフにもギャラリーが付き始めるなど経済効果がたいへんなものという。

 今やマダムは、日本の一大勢力になっています。なにしろ、「ヒマ」で「お金」を持っている。これは、強い。
 で、斎藤祐樹選手…千葉県鎌ケ谷市の2軍グラウンドは、佑ちゃんを一目見ようと、連日2,000人を超えるファンが押しかけていた。地元の人たちが唖然とするほどの経済効果をもたらした。
 沖縄県名護市のキャンプが今日から始まる。昨日の那覇空港や名護の球場は…人があふれていました。お目当ては、もちろん祐ちゃん。集まった人たちの性別年齢層は…?50%は、マダムでした。今日からの名護市は、マダムの群が走り回ります。

 祐ちゃんを観に集まるマダムのことを、「祐観マダム(ユウカンマダム)」というのだそうで。テレビのワイドショーが名づけた。上手いなあと、感心させられました。

 マダムの分類は、「有閑マダム、夕刊マダム、勇敢マダム、憂患マダム、そして祐観マダム」五種類、になりました。
 我が家荷は、サッカーマダムがおります。アジアカップ優勝ですっかり気を良くしておりまして、今朝も上機嫌は続いています。一大勢力どころか、我が家の最高意思決定君主です。上機嫌ですと国民…ではなく私も安心。