アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

尖閣を、「日本に上げます」と、言わせしめる案 

2012年09月22日 | Weblog
 尖閣の海上からの調査の映像に、「ヤギ」が写っておりました。もちろん野生化したヤギで、食害が進んでいるという報告から、相当数棲息している模様。
 なぜヤギがいるか?石垣島から泳いで尖閣へ行ったわけではないでしょう。「鰹節工場」で働く人達が持ち込んだのでしょう。尖閣諸島には、日本の鰹節工場がありましたから。

 1895年(明治28年)・・・尖閣諸島を日本の領土に編入することを閣議決定。現地調査の結果、いずれの国の支配下にもないと確認したから。
 1880年代後半から1940年(昭和15年)・・・船着場、鰹節工場などがあった。日本人が、住んでいたということ。
 1968年(昭和43年)・・・中国と台湾が領有権を主張し始めた。理由?尖閣諸島付近海底調査で石油や天然ガスなどの大量地下資源埋蔵の可能性が確認されたから。

 「石油や天然ガスなどの大量地下資源埋蔵の可能性」…これが問題の発端でしょう。つまり、大量の地下資源がなければ、中国も台湾も、「岩に毛が生えたような島、日本へくれてやるワ!」となるでしょう。
 では、本当に、大量の地下資源が眠っているのか?

 日本が1969〜1970年に石油等の埋蔵量調査を実施
 パンパカパーン!「推定埋蔵量1095億バレル」
 この数字は、世界第4の埋蔵量を誇るイラクに匹敵する。本当なら凄い。中国、台湾が、「ダメモトで、我々の領土だと名乗りを上げておくか」と、するのも当然でしょう。

 日本は、1994年に再調査した…
 パンパカパーン!「32.6億バレル」
 こ、この数字は、前回調査の、30分の1。減ったのか?減ったのです。つまり、失礼ながら、前回はいい加減な調査だったということ。

 日本は、2004年に再々調査した…
 パンパカパーン!「・・・・・」
 こ、こ、公表せず。どうして?

 勘ぐらせていただくと、2004年の調査では、「埋蔵量?なーんもない!」ということだった。今さら、「実は、なーんもなかった」とも言えないから、黙秘権を行使した。この辺が真相なんじゃないの!

 中国の抗日デモは沈静化しつつありますが、中国政府は振り上げた拳をかんたんにはおろせない。
 「もういらない。尖閣は日本に上げる」と言わせしめる最良の手段は、「2004年の調査結果では、石油等の埋蔵量は、ほぼゼロでした」と、公表すればよい。