アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ロシアの郵便ポストの色は…甲殻類の法則?に期待

2012年09月02日 | Weblog
 日本の消火栓の色は、「赤」と決まっているとばかり思っておりました。最近、「黄」やら「ステンレス」やらが台頭してきております。「赤」も、朱に近いものから、ドス黒い赤まで…油断できない時代になっております。
 どうしてこのようなことに、つまり消火栓の色の自由化が行われるようになったか?それは、たぶんスイスのマネでしょう。
 ベルン(スイスの首都)で消火栓を見てびっくりしましたよ。消火栓を人に見立てて顔を描いたり、洋服を描いたり…つまり、良く言えば色とりどり、悪く言えば落書き。日本もこれぐらいの遊び心が必要と考える人がいて、日本の消火栓の色の「自由化」ということになったのでしょう。

 郵便ポストの色は、日本は、「赤」で、ほかの色の台頭がない。世界中のポストが赤に統一されているのかと思っておりました。英国は「赤」だったので、やはり統一だったか!と、意を強くしておりましたら、米国では、「青」でした。中国は…濃い緑色
、ドイツは黄色…ぜんぜん統一されておりませんでした。もっとも、統一したところで何の意味もないのですがね。むしろ統一しないほうがいい。
 なぜかって?ポストの色で、「どこの国のポストか?」が分かればいいんじゃないかなと…
 リヒテンシュタインという国に入ったことがあります。小さな国だってことは知っていましたので、記念に切手を買おうと郵便局へ…ありゃ?リヒテンシュタインのポストはオレンジ色のはずなのに…「黄色だ?」。そうなんです。入国して100mも走っていないのに、いつの間にか出国していて、オーストリアに入っていたのでした(オーストリアの郵便ポストは黄色)。

 英国とスペインの領土争い…ジブラルタル。「島」という表現もありますが、私は、「陸繋島 (りくけいとう)」だと思います…。ま、それはどうでもいいのですが、スペインとしては、「黄色(スペインの郵便ポストは黄色)」の郵便ポストを設置したいが、英国軍が駐留しているので、ポストは「赤」。

 竹島の郵便ポストは何色か?な、なんと「赤」!韓国も、ようやく竹島を諦めたか…という話ではなく、韓国の郵便ポストは元々「赤」。なーんだぁってとこでしょうか。

 では、北方領土の郵便ポストは何色か?日本の領土なのですから、「赤」でなくてはならない。しかし、ソヴィエト連邦時代は、「深緑色」。ロシアに変わって、何色にしたか?ビザ無し交流に赤ペンキをもって紛れ込んで、北方領土のポストを赤く塗っらぁ…逮捕されて処刑されるでしょうね。

 ソヴィエト連邦からロシアになって、国旗が鮮やかに変わりましたから、ポストの色も深緑から変わっているような…甲殻類の多くは生きているときは、「深緑色」で、茹でると「赤」になる。ロシアのポストが赤になっていたら、撤退していただいた後、日本の郵便局がそのまま使えるので便利なのですが…。