「包丁男」の名に恥じない男…

　警察署に刃物男が侵入する…しょっちゅうあることではないが、たまに耳にします。
　このほど、川口署に刃物男が侵入、殺人未遂などで逮捕された。これで、警察官がヤラレタというのであれば、「なんなんだ！日本の警察は！」と、世論が騒ぐところですが、軽症を負いながらも逮捕出来て良かったです。

　その刃物男、そんなに強い奴だったのかって？強いか弱いかは解りませんが、「武装の状況」が凄い。と、いうか笑える。

　５７歳の無職男なのですが…
　「両手に刃渡り約２３センチの包丁と、棒状の物の両側に包丁２本を取り付けた凶器を持っていた」
　２３センチの包丁は分かる。だけど、「棒状の物の両側に包丁２本を取り付けた凶器」ってなんだ？
　棒に、背中合わせにした包丁を針金で巻き付けた…両刃の大きな包丁ということでしょうか？家でコツコツと、凶器づくりをしていたのでしょう。その様子を思い浮かべると、笑えますが、殺意があったと思われるので笑ってはいられませんね。

　これだけでも十分な武装なのに、包丁男はもっと、念が入っていた。
　「ズボンにも包丁３本を挟んで携帯していた」という！包丁、合計６本！包丁男にふさわしい！

　ただ、警察署を襲撃したからまだよいものの、これが通り魔的に通行人に斬りかかっていたらどうなっていたか？！包丁６本携帯で街を歩いていたわけですから！