アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

同窓会はウソをついて見栄を張る場?

2012年09月14日 | Weblog
 英国で行われた調査では、「英国人の21%が同窓会で、見栄のためにウソをついていることが明らかになった」という。
 なるほどなあ!英国では、21%かもしれないが、日本では、35%、いや38%超じゃないかと思いました。その半端な数字は何だって?日本には、「ウソの538(ごさんぱち)」ということばがあるのです。口をついて出る適当な数字は、「5か3か8」が多いです。

 えっ?アンティークマンは、同窓会でウソをつくのかって?正直言いまして、ウソはつきません。しかし、日常的に誇張表現が多いものですから…「ウソ」と、言われてしまうと…反論の余地がないかもしれません。今年の場合は…

 「ゴルフ?150打てば戻ってくるよ」…実際は、120打なので、30打ウソ。
 「年金以外の収入?ナッシング!」…実際は、費用弁償の仕事があるので年金以外の収入がある。その分は脱税しているんじゃないかって?青色申告してますよっ!
 「若く見えるって?内側は、臓器も、精神も腐ってますよ」…本当は腐っていないのでウソ。

 ま、私の同窓会でのウソは、自虐に次ぐ自虐。いかに惨めに見せるか…このことに情熱を傾けています。頭髪の話題になったら、独壇場ですよ。得意の、「ゲ・ゲ・ゲ(抜けゲ、薄ゲ、ハゲ)」が炸裂しますから!

 おっと、閑話休題。
 では、人はなぜ、同窓会でウソをつくか?結論から言いますと、「利害のない仲間同士なので、ウソがばれても、笑ってごまかせる。せいぜい、理想の自分を演じて本来の自分の現状に対して溜飲を下げよう」と、いう心理が働いていると考えますね。

 英国の同窓会のアンケートでは…
 男性の55%以上が、「実際の収入よりも多い額を稼いでいることをアピールする」という。まったくぅ、そんなところでウソをついて、何か良いことあるのかねえ?また、笑えるのが、6%は、「単に成功を自慢するためだけに同窓会に行くと認めた」という。じ、自慢大会かい?!
 女性の場合は、45%が実際よりも華やかな職業に就いているとアピールするという。見栄はり大会!しかも、でっち上げ…。
 男性女性ともに誇張する傾向にあるのは「住んでいる場所」と「旅行をする頻度」なのだそう。英国の場合、「住み分け」になっているので、住んでいる場所がステータスシンボルみないになっていますから…ウソをついてでも自慢したいんですね。旅行も、「回数が多い=お金持ち」ということでしょうか。

 この夏、58人参加の同窓会が日本でありました。(注:本当に58人参加。ウソの538ではありません)
 旧友との再会を純粋に楽しんでいるように見えましたが…。もっとも、さりげない会話の中で「ウソつき大会」が行われていたのかなぁ?
 男性の場合、見栄を捨てた人が多かったです。どうして分かったかって?薄毛とハゲを隠そうとしていない人ばかりだったから。