アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ブラジルよ!早くサッカーの国を取り戻して!

2013年06月22日 | Weblog
 夜中とか早朝のサッカーの試合には…「こんな時間に、なんなんだっぁ!」と、思います。この度の、ブラジルでのコンフェデレーションズカップ、対イタリア戦は良い時間帯のライブで良かったですぅ。逆転負けはしょうがないにしても、香川のボレーシュートを見ることが出来て良かったです。

 それにしても、下馬評を覆しブラジルが強かったです。ブラジルには、「サッカーと政治と宗教について口論してはいけない」という諺(格言?)があります。意味?意味はぁ…深長ですよ!私としては、意味はともかく、サッカーが政治・宗教と同じ扱いということにブラジルを感じますね。

 と、思ったら…今やブラジル国民は、「貧困からの脱出がサッカーより大切」と、判断している様子。
 1 公共料金の値上げ反対。
 2 コンフェデ杯をやっている場合かよ!あるのか?そんな予算が?!
 3 来年ワールドカップ開催だぁ?そんなお金があったら、社会保障などへ回せよ。医療や教育へ回せよ。サッカーでは腹は膨れないよ。パンをくれよ!パンを!

 そんなわけで、コンフェデレーションズカップを開催中のブラジルで、政府の経済政策などに抗議する市民らの大規模な街頭デモが続いているわけで。デモは、10数都市(サンパウロ、リオデジャネイロ,ポルトアレグレ、ベロオリゾンテ…)で、20~30万人が激しい抗議行動を繰り広げ…昨日は、とうとう100万人を超えてしまった。
 ベロオリゾンテで、「日本vsメキシコ」があるんですよね。で、大規模なデモが予定されている…(日本時間23日午前4時)。

 「カーニバルとサッカーさえあれば、国民は政府への不満も経済危機もすっかり忘れる」と、いうブラジル国民を表現するフレーズもある。
 これは、今日は通用しないのですが…早く、「カーニバルとサッカー」で、「政府への不満も経済危機もすっかり忘れる国」を取り戻していただきたい。

 それにしても、日本のサッカー…完全に世界の強豪の仲間入りをしました。
 「日本人がサッカーをするのか?」と、言われていた時代を知っているものですから、短期間でよくもこれだけ台頭したなぁと、感慨も一入です。
 それにしても、3月17日生まれは素晴らしいです。誰のことかって?香川選手と…わ、私なんですけどね…テヘヘ。