アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本人は素晴らしい 敬神崇祖の話なんですが…

2014年01月08日 | Weblog
 それにしましても、日本人の「敬神崇祖の心」には、今さらながらですが感動すら覚えます。靖国神社の初詣で90分待たされた話はすでに書きました。凄いですよ! 翌日、報徳二宮神社(小田原市)へ初詣に行ったのですが、これまた長蛇の列…。何時間待たされるか知れたもんじゃない。そのため列には並ばす本堂に近づき、脇からお参りしました。「割り込みじゃないか!」って?全く違反じゃないと思います。土産物屋の横ですから。二宮尊徳さんは、それくらいで、「お前には御利益半分しかやらない」などとケチなことは言わないでしょう。たきぎを背負って、本を読みながら山道を下った人ですから。

 昨年は、20年に1度の式年遷宮の年だったこともあり、伊勢神宮参拝者は1,300万人を超えたとの報道がありました。と、いうことは、ソロバン6級の私でもすぐに計算できます。「国民の10%がお参りした」計算になる!
 学校の児童生徒らの伊勢神宮参拝者は、4万人超。実は、これは過去の数字と比較するとめっぽう少ない。昭和30年代には、100万人を超えていたのですから。だったら、アンティークマンが数日前に書いていた、「改正教育基本法による宗教教養教育充実の成果」になっていないじゃないかって?いえいえ、平成19年には3万人以下となっていましたから、教育の成果で4万人超になってきたわけで…私の主張が間違っているとは思えませんけどねえ。V字回復ですから。4万人超…事実上、伊勢神宮まで来た児童生徒はまだ多い。どうゆうことかって?参拝しないで、「おかげ横丁で遊んで帰るだけ」の児童生徒もいますから。おかげ横丁は魅力的ですよ。行ったことないけどね。「赤福」を売っているでしょう!
 お参りをせずに、おかげ横丁で遊んで帰る児童生徒がいる…これがまたいいのです。思想信教の自由ですから、参拝を強制してはいけません。

 ある教科書では…「全国のコンビニエンスストア4万5千店に対し、神社は8万1千社、寺院は7万7千寺」と、宗教心豊かな社会であることを数字で示すコラムを載せています。神社と寺院を併せると、コンビニのおよそ4倍です。この数字は、説得力がありますよ。

 ゲーテは言っています…「ゲーテ?敬神崇祖の心の話じゃないのか?ゲーテとは繋がらないだろう」って?いえいえ、太々と繋がります。
 ゲーテは、「最も国際的なものは、最も民族的なもの」と言っています。
 現代は、国際化社会。グローバルな人間育成には、まず自国の文化を学ぶことが欠かせないのです。ゲーテの素晴らしさの一つは、「自国文化の大切さ」を、18世紀に説いていたということですね。

 日本の教科書も、素晴らしい!初詣する児童生徒も素晴らしい!
 日本人は素晴らしい!と、いうことで…日本人である私も素晴らし…い…ってことにしておきましょう。