アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

人生の黄金期 何を志向する?

2014年01月23日 | Weblog
 「60歳から90歳までが人生の黄金期」なんだとぉ。誰が言ったかって?五木寛之さんの、「新老人の思想」からなんですがね。
 
 「自分の面倒は努めて自分でみる」
 これは、結局無理なことなのです。五木さんは、そのことを知っているから、「努めて」という言葉を入れた。
 「理不尽な税金でも、歯をくいしばって払う」
 これは、新老人でなくても払わなければなりません。
 「所得の多い人は、年金や公的介護を受けない」
 所得の多い人ほど、お金に執着します。もらえるものなら、なんでももらう。人って、そうゆうものなんですよ。

 五木さんが書いたものにケチをつけるのかって?いえいえ、その通りになればいいなあと思っていますよ。

 おもしろいなあと思ったのは、五木流、「新老人の五つのタイプ…」。
 
 A 肩書き志向型・・・いるいる。何もしない(できない)のに、肩書きがほしいんです。そやつらの尻ぬぐいを私がしなければならなかったことがありました。腹が立ちますよーホント!
 B モノ志向型・・・モノを志向できるのは、経済的に豊かな人です。ですから、私に危害を加えることはしない。好き勝手に、モノを指向してください。
 C 若年志向型・・・この人達、いいですよ。笑えます。自分はいい気持ちになっているし、訪韓者の私はその滑稽さに笑えるし…いいですよ。
 D 先端技術志向型・・・得意げにスマホをいじくっている人たちですね。他人に迷惑をかけていないようなので、特に文句はありません。

 アンティークマンは、ABCDのうちのどれに当てはまるんだって?実は、五木さん、Eも挙げておりまして、私はEですね。
 E 放浪志向型・・・そのまんま。いつまで放浪するかって?

 で・・・五木さんが挙げていないタイプで…私としては、「素晴らしいなあ!」と思っている暮らしの人が!英語で仕事をしておられたのに、今は中国語を勉強中。と、いっても初級クラスではなく、論文を書く程のレベル。さらに…ピアノ、ヴァイオリンについてはすでに人並み以上にできるのに…
さらなる高みを求めて、ヴァイオリンをならっている…!
 生涯学ぶ…これ以上の人生の黄金期らしい暮らし…あるかなあ?