陸上関係のインターネットの記事の中に、「吸水係」という言葉が何カ所か出てきまして…水を吸う係ってことらしいが、理解できませんでした。「陸上競技場のコースにたまった水をスポンジで吸い取る係」なのかなとも思いましたが、どうも話が合わない。結局、解りました。「吸水係」ではなく、「給水係」でした。しっかり見直してくれたら、私が悩むことはなかったのですがね。
見直しもせずに誤字を指摘されると、「ああ、変換ミスです」と、あたかもパソコンが悪いようなリアクションをする人っておられる。「変換ミス」じゃなくて「おまえのミスじゃろう!」と、ツッコミたいけど、温厚なのでぐっと飲み込みますけどね。
「変換ミス」じゃなくて「(漢字を)解っていない」と、思います。日本語自体を正しく覚えていない。若い人なら、日本語が解らなくてもほほえましいけど、いっぱしの口をきくようになったら、日本語の誤用に注意していただきたいもの。自戒を含めてなのですがね。
「変換ミス」じゃなくて「(漢字を)解っていない」と、思います。日本語自体を正しく覚えていない。若い人なら、日本語が解らなくてもほほえましいけど、いっぱしの口をきくようになったら、日本語の誤用に注意していただきたいもの。自戒を含めてなのですがね。
「クーラー、新しくしたいけど高いよねえ。高値(たかね)の花だよ」言葉で聞いたら何の問題も無いけど、書く場合は、「高嶺(たかね)の花」。反撃を食らう場合もあります。「高価だから、高値の花で何が悪いっ!」
ためらうことを、「二の足を踏む」と言います。これは正しい。ところが、「二の舞を踏む」と、おっしゃる方がおられる。二の舞は踏まないですよ。「舞い」を「踏む」ことはできません。「舞い」は演じるもの。つまり、「二の舞を踏む」ではなく、「二の舞を演じる」が正しいわけで。
ためらうことを、「二の足を踏む」と言います。これは正しい。ところが、「二の舞を踏む」と、おっしゃる方がおられる。二の舞は踏まないですよ。「舞い」を「踏む」ことはできません。「舞い」は演じるもの。つまり、「二の舞を踏む」ではなく、「二の舞を演じる」が正しいわけで。
「道草(みちくさ)をする」…草が、何かをしますか?よって、これは間違い。正しくは、「道草を食う」。草は食べられますから。
笑えるのは、「金(かね)は天下の回し者」でしょう。「回し者」…これって、たいてい悪い奴ですよ。お金を、悪い奴にしてはいけません。「金(かね)は天下の回り物」です。なぜか、私のところへは、回ってこない。天下によるイジメだぁ。
「アイツは、腹が座っている」…腹は座らないでしょう!冷静で落ち着いているのなら、「肝が据わる」です。「肝(きも)」は、座るし、照明もついているらしい。そんなわけないだろうって?「肝胆相照らす」っていうじゃないですか。「カンテラ相照らす」は、間違いです。なぬ?「まじめに書け」って?では、こんなのはどうでしょう。
「膠無」この漢字は、「けんもほろろ」と、読みます。愛想がなく、冷淡な態度・挨拶をすることです。習近平が、安倍総理(当時)に、「膠無(けんもほろろ)」な態度をとったことがありましたねぇ。安倍さん、よく我慢したと思いますよ。
「あの人には何を言ってもけんもほろろ。取りつく暇がない」と、いうように使います。はいはいお気づきですね。間違いは、「取りつく暇」の「暇」。正しくは、「取りつく島」。
堪忍袋の尾が切れた!?袋に尾はありません。タヌキじゃないんだから。堪忍袋の「お」…「緒」です。
笑えるのは、「金(かね)は天下の回し者」でしょう。「回し者」…これって、たいてい悪い奴ですよ。お金を、悪い奴にしてはいけません。「金(かね)は天下の回り物」です。なぜか、私のところへは、回ってこない。天下によるイジメだぁ。
「アイツは、腹が座っている」…腹は座らないでしょう!冷静で落ち着いているのなら、「肝が据わる」です。「肝(きも)」は、座るし、照明もついているらしい。そんなわけないだろうって?「肝胆相照らす」っていうじゃないですか。「カンテラ相照らす」は、間違いです。なぬ?「まじめに書け」って?では、こんなのはどうでしょう。
「膠無」この漢字は、「けんもほろろ」と、読みます。愛想がなく、冷淡な態度・挨拶をすることです。習近平が、安倍総理(当時)に、「膠無(けんもほろろ)」な態度をとったことがありましたねぇ。安倍さん、よく我慢したと思いますよ。
「あの人には何を言ってもけんもほろろ。取りつく暇がない」と、いうように使います。はいはいお気づきですね。間違いは、「取りつく暇」の「暇」。正しくは、「取りつく島」。
堪忍袋の尾が切れた!?袋に尾はありません。タヌキじゃないんだから。堪忍袋の「お」…「緒」です。
…古い話ですが…学生時代、アメフト部の奴が風邪をひいたとかでゼミを休ました。教授が、「鬼の霍乱(かくらん)だな」と、コメント。その意味がわからない友達がおりまして、「どうしてアイツが寝込んだことが、応仁の乱なんだ?」と。「鬼の霍乱」を「応仁の乱」と聞き違えた。歴史には強いが、語彙力に問題がある奴でした。
語彙力以前の問題をかかえた友達もおりました。なかなか卒論のテーマが決まらない。業を煮やした担当の教授から、「卒論のテーマを、『知名度』にかかわる一考察」にしなさいと指導された。
「オレ、卒論書けねえ…『地名度』の考察って、何を書けばいいのよーっ」「知名度」という言葉はあるが、「地名度」という言葉は、昔も今もない。けっきょく、彼は「地名度…地名度…」と、つぶやきながら、留年しました。まったく、おバカなんだからぁ。
なぬ?「その大学、一体どんな大学なんだ」って?…そ、そりゃぁ、知名度が高い大学ですよ。地名度はぁ…世田谷区ぅ…これは、地名だよね。
語彙力以前の問題をかかえた友達もおりました。なかなか卒論のテーマが決まらない。業を煮やした担当の教授から、「卒論のテーマを、『知名度』にかかわる一考察」にしなさいと指導された。
「オレ、卒論書けねえ…『地名度』の考察って、何を書けばいいのよーっ」「知名度」という言葉はあるが、「地名度」という言葉は、昔も今もない。けっきょく、彼は「地名度…地名度…」と、つぶやきながら、留年しました。まったく、おバカなんだからぁ。
なぬ?「その大学、一体どんな大学なんだ」って?…そ、そりゃぁ、知名度が高い大学ですよ。地名度はぁ…世田谷区ぅ…これは、地名だよね。