さすがに、試合終了から何時間もたち、
この試合の分析やら、感想やら、
一人ひとりの選手に対する講評やら。
とにかくインターネットでは読みごたえのある記事が満載。
サッカーファンにはたまらない時間をいただいている。
おおむね好評であり、批判の記事は少ない。
吉田の退場を非難する記事もほとんどなく、
むしろ、それをカバーする人間に期待する記事がほとんど。
試合の内容や、ここの分析はそういう専門家が一杯書いているので、
私は別の視点を書いてみたい。
サッカーだけでなく、どんな局面でも、
人それぞれ、役割という物があり、
本当に身近な話をすれば、
私が今働いている職場、業種。
もう30年近く働いているから、
今更転職もないけれど、
本当に今の仕事が天職か?
そう言われてハイという自信はない。
でも、30年も仕事を続けていれば、
それなりに仕事も覚えているし、判断力も尽くし、
一応それなりの信頼も得ていると勝手に思っている。
なにが言いたいかと言えば、
例えば今のザックジャパンには、当然1人1人に役割があるが、
それでも、色々なケースで、新しいポジションやら、怪我で呼びたい人が呼べなかったり、
そのために違うポジションで出場したり。
フレキシブルな対応も随所に見られる。
私の中では、若い頃の今野は守備的ボランチとしての評価が最高だった。
CFで出場?と聞いた時はかなり?であった。
逆にCFの伊野波がSB。
でも、サウジ戦は輝いていた。
よく会社では、役職やら、役員やら、大抜擢での登用が波紋を。
そんな時、肩書きが人を育てるとかいうこともある。
今の日本代表も、抜擢された選手が成長し、
責任感やら自覚やら、
そんなものが一人一人を成長させているとしか思えない。
先日のワールドカップのドイツの躍進。
若手とンベテランの融合。
そう冒険でも若手を登用して活性化を図る。
これが簡単なようでなかなかできないこと。
そういう勇気が指揮官には必要で、
少なくともしがらみのないザック監督には、
それがやりやすかったのではないだろうか?
「ワールドカップに香川を出せばよかったじゃん。」
そう奥様は言っていたが、
それはそれで、環境やら、チームの信頼度、熟成度。
そんなに簡単な話ではないと思うが。
信頼されていると思えば、下の人間は一生懸命動く。
サッカーでも、仕事でもそれは同じ。
信頼するということの大切さを少し感じた。