昨日は伯母が無くなったことにより、前夜の祈りに参列した。
日本キリスト教団の教会礼拝堂で執り行われた。
初めてのキリスト教のお通夜。
讃美歌を歌ったり、仏教徒はかなり違う趣。
どちらがいいとか悪いとか、そういう問題ではないが、
私には違和感があった。
もし、私の子供がクリスチャンになって、
私にも洗礼を受けてくれと言われたら、
多分断るだろう。
しかし、
子供が私が死んでも、
キリスト教の葬式しかしないと言われたら、
私もキリスト教式の葬式をやるしかないのだろうか?
牧師や伝道師(どう違うかも知らないが)の話を聞きながら、
ほんの少しそんなことを考えてしまった。
基本的に私は無宗教に近い。
我が家は臨済宗ではあるが、
死んで葬式をしてくれなくても、
私自身は全然構わない。
しかし、実際葬式の大部分の役割は、
死んだ人間のためと言うよりは、
残された家族のために行うと言っていいのかもしれない。
だから、やらないでくれという強い意志をもっているわけでもない。
適当にやってくれと言うのが本音のところか。
あとひとつ、讃美歌もそれほど好きにはなれないが、
讃美歌312番はポピュラーであり、
歌っていていいなあと思った。