ボート代表の選考取り消し=選手の主張、初めて認められる-スポーツ仲裁
ボートのロンドン五輪アジア予選(4月、韓国)の男子軽量級ダブルスカル代表から外れた武田大作(38)=ダイキ=が、日本ボート協会に選考のやり直しを求めたスポーツ仲裁で、日本スポーツ仲裁機構は27日、武田側の主張を認め、選考結果の取り消しを求める裁定を下した。
五輪代表に関わる選手選考で、同機構が仲裁判断するのは2004年アテネ五輪の馬術、08年北京五輪のカヌーに続き3件目で、選手側の申し立てが認められたのは今回が初めて。
ボートアジア予選代表は、昨年11月の最終選考会で決まった。参加6人がペアを代えながらレースし、平均タイムの上位2人が選ばれ、武田は補欠となった。しかし、最下位選手と組んだ全レースを除外した選考過程について、同仲裁機構は「特定の選手に有利、不利があり、著しく合理性を欠く結果を生じた」などと指摘した。再選考の方法は、日本ボート協会に委ねた。
日本ボート協会の平岡英介副会長は「公正公平な選考をしたので、予想していなかった」とした上で、早急に再選考の方法を決める考えを示した。武田は1996年アトランタ五輪から4大会連続で五輪に出場している。 (2012/02/27-19:13)
オリンピック代表選考方法に基づき、
選手たちはそれに従ったのだが、
最終的に選考する時点で、レースの一部成績を除外して選考したらしい。
それに不服を申し立て、認められ、
結局ペアを決めて、トーナメント形式で選考レースをやり直したらしい。
最終的な選考方法がどうなったかは情報不足で相違しているかもしれないが。
ただ、選考方法を途中や、あるいは終了してから変更すると言うことは、
常識的に考えておかしいとは思う。
そもそもの選考方法がそれでいいのかという疑問もないではないが、
何となく日本ボート協会の思惑が見え隠れする。
昔から、柔道などでも、
選考対象の大会で優勝した選手を選ばずに、
過去の実績で選んでいたこともあり、不公平感が強いと前から思っている、
今回柔道48キロ級で世界選手権2連覇の浅見選手が負けて選ばれなかったが、
昔だったらどうだったのだろう。
これが盲腸っと前の田村(谷)選手だったら度だったのだろう。
マラソンもケ高この傾向がある
アメリカのように1発選考大会で優勝者を選ぶのも公平感があるのだが。
選ばれた方も、結果行けなくなった選手も、
後味が悪いと思う。
選ぶ立場の人は選考方法をもう少しガラス張りにして欲しいと思う。