徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

中体連団体戦

2013-07-08 00:04:03 | テニス
さて、県大会進出を目指して戦う相手は南中。
静岡市内ではダントツの学校。
表面的には勝てる気はしない。
しかし・・・・・・
数年前同じような状況で、東豊田中に勝って県大会進出を決めたこともある。
まあ、勝ち負け以前にいい試合をして欲しいと、
そう思いながら選手を送り出したのだが・・・・・
これが、サプライズの始まりだった。
第1ペアも第2ペアも、今発揮できる実力をいかんなく発揮。
個人戦や、団体戦の予選リーグの戦いぶりから見て、
あるいは過去の戦いを見て、
強い相手に萎縮して、なにも出来ずに負けてしまうのではないか?
そんな危惧もあったのだが、
何と、局面局面で互角の戦い。
時に打ち勝つ場面も。
特に第1ペアは2-2と相手を慌てさせるところまで行くことが出来た。
最終的にはやはり経験不足?
ガチンコ勝負でしかも5ゲームではなく7ゲームでは、
勝つチャンスは少なかった?
しかし、熱い選手の戦いぶりは見事に観客に伝わり、
応援も最初はこれじゃあ選手の力が引き出せない!と不満だったのに、
最後は一体感あふれる応援に。
みんなにミーティングで伝えた、
いいプレーを選手がすれば、自然に応援したくなること。
見事に体験できたのではないだろうか?
こういう一体感を味わえた事。
凄くうれしかった。

勝てればもっと嬉しかったが、
勝ち負けを超えた満足感。
これを味わえた選手たち、そして父兄の方々。
コーチをやっていて良かったと思える瞬間でもある。
拙いコーチ。
しかも、ここのところ、諸事情で満足に練習も参加できず、
Oコーチと一緒に、この中体連でコーチを辞めようかとも思っていた。
しかし、今日のような試合を見ると、
もう少し頑張ってみようかな?という気持ちも出てきた。
昔のようには部活中心の生活には戻れないが、
出来る範囲でもう少しお手伝いしようか?
そんな事を思っている。

3年前のブログに書いた事。
もう一度ここに載せたい。

最後のみんなへのメッセージ。

出来れば県大会に連れて行ってあげたかった。
しかし、最後にこれだけの素晴らしい試合ができたことは、
一生の財産となるだろう。
この試合で勝敗がきまる。
仲間の全声援を受け、
心臓バクバクになり、足が震える。
それでも勇気を持って思いっきりプレーする。
そんな経験はスポーツをやっていなければ味わえなかっただろう。
この先、3年間も何かに打ち込むことは、
そんなにあることではない。
1年生として部活に入ってきて、
へたくそだったみんなが、
3年間でこんなに成長し、
みんなを感動させる。
それが部活のだいご味である。
負けてしまったけれど、
みんなの気持ち、プレーは、私も一生忘れないと思う。
ありがとう、みんな!

最後に、もし暇な方がいたら、
過去のこんなブログを読んでいただけると、
私の気持ちが少し伝わるかもしれない。

豚の目にも涙(2010-7-10)
コメント (2)
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