香川の復帰とまだ1戦ではあるが、活躍が報じられ、
私も嬉しく思っている一人である。
香川選手に対する気持ちは、正直特別なものはなく、
個人的には岡崎選手の方を応援しているが、
それでも、日本人として、彼を応援しない人はいないのではないか?
そんな選手である香川選手。
もちろんマンU時代からやきもきしていたから、
この活躍は素直に嬉しい。
そして、いろいろなところで取り上げられている、
ドルトムントサッカーとの相性?
このチームの戦術に香川がぴったりとフィットしており、
更にブランク期間があるとは言え、
慣れ親しんだ戦術に、すぐにフィットするあたりが彼の実力。
そんな記事やコラムが多い。
もちろん私もそう思うし、否定する材料などない。
ただ、バロテッリがイタリアからプレミアに戻り、
タツタの話によれば、
リバプールでフィットしているとの話を聞けば、
やはり、相性というものは確実にあるのだろう。
普通、監督がやりたいサッカーがあり、
それに当てはまる選手がいて輝くはずで、
前にもエスパルスについてのブログで書いたが、
選手に合わせて戦術を変えて行くのか、
戦術に当てはめる選手を獲得し理想を追い求めるのか?
ドルトムントはとにかく戦術にあった選手を当てはめていくタイプなのだろう。
だからこそ、数年経ってからの復帰でも、
香川選手がフィットしているのかもしれない。
頑張って欲しいなあ。
ドルトムント 公式ページからの引用
昨シーズン2位のボルシア・ドルトムントが調子を取り戻してきた。ブンデスリーガ第3節でSCフライブルクをホームに迎えたBVBは、前半のうちにアドリアン・ラモスのゴールで先制。さらに香川真司の復帰後初ゴールとピエール=エメリク・オーバメヤンの追加点で3-1(前半2-0)と快勝し、暫定3位に順位を上げた。
レポート:ボリス・ルパート
暖かな初秋の日差しに包まれたジグナル・イドゥナ・パルクは、待望の香川復帰を祝う8万200人のファンで埋め尽くされた。自陣に引き気味のフライブルクに対し、この日本代表MFは34分にラモスの先制点の起点になると、前半終了4分前に自ら得点。後半にも途中出場のオーバメヤンが78分に決めて3-0とし、フライブルクの反撃をゾルクの1点(90分)に抑えた。
戦前の状況:
BVBはフライブルクにフライブルクに対し、ブンデスリーガでは2番目に長い8連勝中。これは1989年から1996年の対ウエルディンゲン戦の11連勝に続く記録となる。
チーム情報:
5-0で圧勝した2013年のフライブルク戦に先発したメンバーのうち、この日も出場可能だったのはバイデンフェラー、グロスクロイツ、スボティッチ、ドゥルム、ムヒタリアンの5人のみ。代表招集を終えて試合前日に合流したオーバメヤンはベンチスタートとなり、フンメルス(臀部)、ブワシュチコフスキ(太もも)、ロイス(足首)、シャヒン(ひざ)、ギュンドアン(調整不足)、キルヒとチ(いずれも太もも)らが欠場した。対するフライブルクは、グエデを除くレギュラー全員が先発に名を連ねた。
戦術:
BVBは現在も香川の“ハードディスクに記憶”されている4-2-3-1のフォーメーションを採用。中盤はトップ下に香川、両サイドにグロスクロイツ(左)とムヒタリアン(右)を並べ、守備的MFにはケールとヨイッチを置いた。一方のフライブルクは守備を重視した4-4-2で対抗し、普段は6番の位置に入るダリダがセカンドストライカーを担当。攻撃的な選手がファーストディフェンダーとしての役割を担った。
試合の展開と分析:
フライブルクは引いて守ってカウンターでBVBをとらえる作戦を採用。開始わずか42秒後にいきなりこれが奏功するかという場面が訪れたが、メフメディのシュートはバイデンフェラーが阻止した。ブラック&イエローは前半20分までに71パーセントのボール支配率を記録するも、フライブルクの堅固な守備を崩す道が見つけられない。7分にグロスクロイツが惜しいチャンスを迎えたが、左サイドの好位置から狙ったシュートは途中で方向が変わり、大きく枠を外れた。グロスクロイツは21分にも右サイドでスペースを見つけ、エリア内に鋭いクロスを入れる。香川が触ればゴールというところだったが、フライブルクのDFケンプフが決死のスライディングでボールをクリアした。
その後、BVBはヨイッチとムヒタリアンへのファウルで2度、PKをアピールしたが、いずれもダンカート主審に却下される。ホームチームはここからテンポアップ。そして34分、香川が見事なドリブルで中央を駆け上がり、完璧なパスをグロスクロイツに滑らせる。グロスクロイツからボールを受け取ったラモスが至近距離から先制ゴールを奪った。その7分後、今度は香川がBVBへの復帰戦を自らゴールで祝う。同じく前半、存在感を発揮していたグロスクロイツが起点となり、ムヒタリアンが巧みに通したボールをラモスがクロスし、これを香川が冷静にネットに収めた。
後半に入っても試合の流れは変わらず、立ち上がりの51分にシュミットがヘディングシュートでバイデンフェラーにセーブを強いるシーンはあったものの、ほとんどはフライブルク陣地でゲームが展開。しかし来週から過密スケジュールとなるBVBは、60分を回るころに若干ペースを落とし始める。
しばらく実戦から遠ざかっていたためか、足をつらせた香川はスタンディングオベーションを受けながら64分に交代。75分にはラモスに代わってオーバメヤンが投入される。するとその3分後、このガボン代表FWは相手CKのクリアを拾うと、そのまま持ち上がってからビュルキの頭上を破って3-0とした。その数分前には香川と交代で入ったインモービレもゴールを脅かしていたが、シュートはビュルキの見事な反応に阻止されている。対するフライブルクは試合終了間際、ゾルクのゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。
出場メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第3節
ボルシア・ドルトムント 3-1(前半2-0) SCフライブルク
ボルシア・ドルトムント:バイデンフェラー;ピシュチェク、ソクラティス、スボティッチ、ドゥルム;ヨイッチ(80分 ベンダー)、ケール;ムヒタリアン、香川(64分 インモービレ)、グロスクロイツ;ラモス(75分 オーバメヤン)
フライブルク:ビュルキ;ゾルク、クルマシュ、ケンプフ、ギュンター;シュミット、ヘフラー、シュスター、クラウス(82分 ツレヒナー);ダリダ(80分 フランツ)、メフメディ(42分 フィリップ)
ゴール:ラモス(34分 グロスクロイツ)、香川(41分 ラモス)、オーバメヤン(78分 ケール)、ゾルク(90分 フィリップ)
CK:4-5(前半3-0)、好機:8-3(前半6-1)
主審:ダンカート(ロシュトック)、警告:ソクラティス、フランツ、ツレヒナー、クルマシュ、ケンプフ
観客数:8万200人、天候:晴れ、気温18度
今後の日程:
フライブルクとの一戦を皮切りに22日間で7試合を行うBVBは、続いて16日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でジグナル・イドゥナ・パルクにアーセナルFCを迎える(日本時間17日3時45分キックオフ)。
私も嬉しく思っている一人である。
香川選手に対する気持ちは、正直特別なものはなく、
個人的には岡崎選手の方を応援しているが、
それでも、日本人として、彼を応援しない人はいないのではないか?
そんな選手である香川選手。
もちろんマンU時代からやきもきしていたから、
この活躍は素直に嬉しい。
そして、いろいろなところで取り上げられている、
ドルトムントサッカーとの相性?
このチームの戦術に香川がぴったりとフィットしており、
更にブランク期間があるとは言え、
慣れ親しんだ戦術に、すぐにフィットするあたりが彼の実力。
そんな記事やコラムが多い。
もちろん私もそう思うし、否定する材料などない。
ただ、バロテッリがイタリアからプレミアに戻り、
タツタの話によれば、
リバプールでフィットしているとの話を聞けば、
やはり、相性というものは確実にあるのだろう。
普通、監督がやりたいサッカーがあり、
それに当てはまる選手がいて輝くはずで、
前にもエスパルスについてのブログで書いたが、
選手に合わせて戦術を変えて行くのか、
戦術に当てはめる選手を獲得し理想を追い求めるのか?
ドルトムントはとにかく戦術にあった選手を当てはめていくタイプなのだろう。
だからこそ、数年経ってからの復帰でも、
香川選手がフィットしているのかもしれない。
頑張って欲しいなあ。
ドルトムント 公式ページからの引用
昨シーズン2位のボルシア・ドルトムントが調子を取り戻してきた。ブンデスリーガ第3節でSCフライブルクをホームに迎えたBVBは、前半のうちにアドリアン・ラモスのゴールで先制。さらに香川真司の復帰後初ゴールとピエール=エメリク・オーバメヤンの追加点で3-1(前半2-0)と快勝し、暫定3位に順位を上げた。
レポート:ボリス・ルパート
暖かな初秋の日差しに包まれたジグナル・イドゥナ・パルクは、待望の香川復帰を祝う8万200人のファンで埋め尽くされた。自陣に引き気味のフライブルクに対し、この日本代表MFは34分にラモスの先制点の起点になると、前半終了4分前に自ら得点。後半にも途中出場のオーバメヤンが78分に決めて3-0とし、フライブルクの反撃をゾルクの1点(90分)に抑えた。
戦前の状況:
BVBはフライブルクにフライブルクに対し、ブンデスリーガでは2番目に長い8連勝中。これは1989年から1996年の対ウエルディンゲン戦の11連勝に続く記録となる。
チーム情報:
5-0で圧勝した2013年のフライブルク戦に先発したメンバーのうち、この日も出場可能だったのはバイデンフェラー、グロスクロイツ、スボティッチ、ドゥルム、ムヒタリアンの5人のみ。代表招集を終えて試合前日に合流したオーバメヤンはベンチスタートとなり、フンメルス(臀部)、ブワシュチコフスキ(太もも)、ロイス(足首)、シャヒン(ひざ)、ギュンドアン(調整不足)、キルヒとチ(いずれも太もも)らが欠場した。対するフライブルクは、グエデを除くレギュラー全員が先発に名を連ねた。
戦術:
BVBは現在も香川の“ハードディスクに記憶”されている4-2-3-1のフォーメーションを採用。中盤はトップ下に香川、両サイドにグロスクロイツ(左)とムヒタリアン(右)を並べ、守備的MFにはケールとヨイッチを置いた。一方のフライブルクは守備を重視した4-4-2で対抗し、普段は6番の位置に入るダリダがセカンドストライカーを担当。攻撃的な選手がファーストディフェンダーとしての役割を担った。
試合の展開と分析:
フライブルクは引いて守ってカウンターでBVBをとらえる作戦を採用。開始わずか42秒後にいきなりこれが奏功するかという場面が訪れたが、メフメディのシュートはバイデンフェラーが阻止した。ブラック&イエローは前半20分までに71パーセントのボール支配率を記録するも、フライブルクの堅固な守備を崩す道が見つけられない。7分にグロスクロイツが惜しいチャンスを迎えたが、左サイドの好位置から狙ったシュートは途中で方向が変わり、大きく枠を外れた。グロスクロイツは21分にも右サイドでスペースを見つけ、エリア内に鋭いクロスを入れる。香川が触ればゴールというところだったが、フライブルクのDFケンプフが決死のスライディングでボールをクリアした。
その後、BVBはヨイッチとムヒタリアンへのファウルで2度、PKをアピールしたが、いずれもダンカート主審に却下される。ホームチームはここからテンポアップ。そして34分、香川が見事なドリブルで中央を駆け上がり、完璧なパスをグロスクロイツに滑らせる。グロスクロイツからボールを受け取ったラモスが至近距離から先制ゴールを奪った。その7分後、今度は香川がBVBへの復帰戦を自らゴールで祝う。同じく前半、存在感を発揮していたグロスクロイツが起点となり、ムヒタリアンが巧みに通したボールをラモスがクロスし、これを香川が冷静にネットに収めた。
後半に入っても試合の流れは変わらず、立ち上がりの51分にシュミットがヘディングシュートでバイデンフェラーにセーブを強いるシーンはあったものの、ほとんどはフライブルク陣地でゲームが展開。しかし来週から過密スケジュールとなるBVBは、60分を回るころに若干ペースを落とし始める。
しばらく実戦から遠ざかっていたためか、足をつらせた香川はスタンディングオベーションを受けながら64分に交代。75分にはラモスに代わってオーバメヤンが投入される。するとその3分後、このガボン代表FWは相手CKのクリアを拾うと、そのまま持ち上がってからビュルキの頭上を破って3-0とした。その数分前には香川と交代で入ったインモービレもゴールを脅かしていたが、シュートはビュルキの見事な反応に阻止されている。対するフライブルクは試合終了間際、ゾルクのゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。
出場メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第3節
ボルシア・ドルトムント 3-1(前半2-0) SCフライブルク
ボルシア・ドルトムント:バイデンフェラー;ピシュチェク、ソクラティス、スボティッチ、ドゥルム;ヨイッチ(80分 ベンダー)、ケール;ムヒタリアン、香川(64分 インモービレ)、グロスクロイツ;ラモス(75分 オーバメヤン)
フライブルク:ビュルキ;ゾルク、クルマシュ、ケンプフ、ギュンター;シュミット、ヘフラー、シュスター、クラウス(82分 ツレヒナー);ダリダ(80分 フランツ)、メフメディ(42分 フィリップ)
ゴール:ラモス(34分 グロスクロイツ)、香川(41分 ラモス)、オーバメヤン(78分 ケール)、ゾルク(90分 フィリップ)
CK:4-5(前半3-0)、好機:8-3(前半6-1)
主審:ダンカート(ロシュトック)、警告:ソクラティス、フランツ、ツレヒナー、クルマシュ、ケンプフ
観客数:8万200人、天候:晴れ、気温18度
今後の日程:
フライブルクとの一戦を皮切りに22日間で7試合を行うBVBは、続いて16日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でジグナル・イドゥナ・パルクにアーセナルFCを迎える(日本時間17日3時45分キックオフ)。