何度も書いていて、自分でもくどいと思いますが、私は優勝する実力者のベスト8進出より、いつも初戦敗けの選手の3回戦進出の方が価値があると思っています。この信念?ポリシーは変えたくないと言うより変えません。その意味で、昨日のR中の団体戦11位は価値があると思っています。理由は昨日のブログに書いてあります。まだまだ未熟で穴が大きく、ミスも多いのですが、頑張る姿、そして仲間を応援する姿勢。私は大好きです。
さて、昨日の続きです。
昨日は、大会の中でももほぼ最後まで試合をしていたので、
家にたどり着いたのは17時過ぎであり、既に疲労困憊でした。
そこから、R中で用意して下さったものの、
食べられずに持ち帰った
昼食用のお弁当を食べた後、
昨日のブログを書いたので、
頭も回らず支離滅裂なブログでした(いつもですが)。
と言うことで、今日はその補足分を書こうと思います。
昨日も書いた通り、昨日戦ったメンバーは、
残念ながら絶好調ではありませんでした。
普通の選手にとって、大会に絶好調で挑める機会は、
実際それほど多くありません。
もっと言えばほとんどありません。
だからこそ、
好不調の波が少ない選手が優秀な選手とも言えます。
そして、不調な時に、
いかにそこから出来る限りのプレーの質を高められるか?
通常モードが実力の100%として、
不調でも90%から80%出せるかどうか?
そこが大切です。
さらに、大切なのが試合運びのあり方。
私も、大学時代、硬式テニスではありますが、
どうやって試合運びを組み立てるか?
悩みの種でもありました。
一般的に言えば、立ち上がりはまず慎重なプレー。
強打よりはつなぐプレーを優先。
コースの選択や前後の揺さぶり、相手のプレーの特徴の把握。
3セットマッチなら最初の3ゲームくらいは様子見。
6ゲーム先取なら1・2ゲームは様子見。
まあ、素人の考えですが。
コーチによっては最初からガンガン行って、その中で流れをつかむ。
自分の流れに持っていく。
そう言うコーチもいます。
普段の練習量がものを言う戦略です。
私のアドバイスは、
ソフトテニスの場合5ゲームマッチと短期決戦なので、
なかなか様子見の時間は長くは取れませんが、
やはり、ミスの少ないプレーをしながら自分のプレーを質を上げ、
そして、相手のプレースタイルを把握したいのですが、
中学生から始めた選手は、そこまでの余裕もなく、
緊張で体が動かないという選手も多いのが実態。
と言うことで、R中の伝統と言うか、
多く場合、最初の1ゲームを落とすこととなります。
選手にはいつも言うのですが、
最初のゲームをいつも落とすということは、
常に0-1から試合を始めているのと同じだ!
極論すればそういうこととなります。
そこを改善しよう!と言っているのですが、
中々上手くいきません。
昨日の試合もそういう傾向は強かった替わりに、
粘って0-2や1-2から追いついたり、逆転したり。
相手にマッチポイントを握られてすぐ負けるのではなく、
デュースを何度も繰り返したり・・・
その粘りは過去の淡白な試合を払しょくして、
成長を感じました。
特に、人間だからミスは付き物。
ミスをした後、消極的になったり、ミスを引きずったり。
良くあることですが、昨日はその辺がかなり改善されていて、
悪いなりに何とか頑張る姿が、非常に嬉しく思いました。
前から書いている通り、頑張りが見える選手は大好きです。
1本ミスしても2本とれば勝利に近づく。
そう言うプレーを、昨日はみんながしてくれました。
私にとっては最高のプレゼントをもらいました。
来週と言うか、今週末の中部大会で同じようなプレーをしてくれるのか?
立ち上がりが悪いR中はスタートダッシュが出来るのか?
楽しみです。
がんばれR中。