昨日までお盆休みとの兼ね合いで、バスのダイヤは特別ダイヤとなっていましたが、今日から通常モードに戻りました。ところで、特別ダイヤとなっていた割には、バスの混み具合はあまり変わらず、セノバへの到着時間もあまり変わらなかった気がします。この特別ダイヤは、多分運転手さんたちの労働時間短縮?あるいは休暇利用促進のためなのでしょうか?モチロンそれを批判するつもりはなく、むしろ効果があって欲しいとの思いがあります。実際はどうなんでしょう?
さて、昨日チラっと触れた通り、
馬場咲希選手が全米女子アマチュア選手権で優勝しました。
日本人選手としては服部道子選手以来の37年振り2回目の優勝だそうです。
服部選手も優勝時点では17才。
写真を見ると若い姿が新鮮でした。
1895年にスタートした伝統ある大会で、
歴代の優勝者は当然アマチュアですが、
後にプロになる有名選手も優勝しています。
グレース朴(日本 1勝、メジャー:1勝、LPGAツアー:6勝)
ジュリ・インクスター(メジャー:2勝、LPGAツアー:31勝)
リディア・コ(メジャー:2勝、LPGAツアー:17勝)
モーガン・プレッセル(日本 メジャー1勝、メジャー:1勝、LPGAツアー:2勝)
他にもいるかも知れませんが・・・
さて、8月14日のブログに書いた通り、
ストロークプレーの予選を勝ち抜き、
64人がマッチプレーのトーナメントに挑み、
5回勝たないと優勝出来ない訳ですが、
馬場選手は初戦(ラウンド64)を1UPで勝利。
続いてラウンド32は不明ですが勝利。
ラウンド16では3&1、準々決勝は4&3、準決勝は7&6、
決勝だけは36ホールのマッチプレーでしたが、11&9で圧勝しました。
尻上がりに調子を上げ、ぶっちぎりの優勝でしたが、
今年のここまでの成績はそこまで凄い訳ではなく、
3月に行われた全国高等学校ゴルフ選手権春季大会・女子の部では3位タイ。
6月の日本アマチュアゴルフ選手権は9位タイ、
全米女子オープンは49位タイ。
7月の全米女子ジュニア選手権は2回戦敗退。
他にも何試合か出場していますが、目立つ成績は残していません。
それがこの大会で覚醒?
すべての試合をしっかり視た訳ではありませんが、
この大会での馬場選手のプレーを視ると、
特筆すべきは、
まず、ティーショットの飛距離、
そして、グリーン周りのアプローチを含めたショットの正確性、
そしてパットの上手さです。
2019年の渋野選手の全英オープンを彷彿させるように、
ピンに絡むショットで、チップインイーグルも1回達成。
グリーン周りからのチップインも数回。
そして、何度も沈めた5メートルから8メートルくらいの長いパット。
全てが上手く言っていた訳ではありませんが、
そこはアマチュア同士の大会。
その中で馬場選手のプレーは際立っていました。
それにしても、コース自体もすごく難しいコースでした。
傾斜の強いホールでピンの上に付けてしまい、
下りのパットが少し強いだけで、
傾斜を下ってバンカーに入ってしまうようなホールが、
日本にいくつあるでしょうか?
逆に、馬場選手がチップインイーグルを決めたホールは、
マスターズ16番のショートホールのような傾斜があり、
かなり外れた場所に打ったボールが、
傾斜を下ってホールインまでしてしまうような、
傾斜がきついホールが多い戦略性も問われるコースです。
こんなコースで圧勝できる馬場選手は凄すぎました。
モチロンこのコースのキャディさんがついていたので、
攻め方をかなりアドバイスされたようですが、
その通りに打てること自体が素晴らしいと思います。
因みに、122回目を迎えた大会の長い歴史の中で、
決勝スコアとしては1961年の14アンド13、
1928年の13アンド12に次ぎ、
1946年の11アンド9と並ぶ史上3位タイの圧勝劇。
これ以外には10&8と言う記録もありますがこれも1932年のお話。
馬場選手と並ぶ記録は全て60年以上前のお話。
最近では、
モーガン・プレッセル(米国)が9アンド8で優勝した、
2005年大会決勝をも大きく上回りました。
本当に楽しみな選手です。
頑張って欲しいものです。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
181冊目です(今年225日目)。
「吉原裏同心(十一)異館」佐伯泰英
勝手に評価10点満点中7点
真鶴から江戸に戻った神守幹次郎を謎の剣客が襲う。折しも吉原では、京の大火で移転してきた胡散臭い商人が薄墨太夫に接触。そのうえ武家客への辻斬りが横行していた。新たな魔手が吉原に!?会所の意を受けた幹次郎は、身代わりの左吉の助力を得て探索に奔る。そこに花魁を殺めて去った妖しい女。全て吉原に関わると知った幹次郎は、異形の館へ侵入を図るが…。
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