我が家のツインは二人ともアルバイトに忙しい。
子供がアルバイトをやることについては賛否両論あるだろう。
肯定派
・早くから社会生活の厳しさやお金を稼ぐ大変さを知ることは有意義。
・お客様や雇用主からいろいろ厳しい言葉があれば、しつけの一環にもなる。
否定派
・子供は学業習得が第一義であり、勉強に影響が出はしないか?
・子供にお金を持たせることはよくない。
・アルバイト自体はよくてもどの業種で働くかが問題。
まあ、それぞれに一理ある意見ではある。
我が家の場合。
ツインNは当初エスポットでレジを。
その後、そこをやめ、今は居酒屋で働いている。
毎日ではないが、時には最終(12:00)まで働き、
帰りは午前様となることも。
過去には朝起きたら部屋にいなくて、
(実は大学の友達の家に泊まりにいっていたが)
大騒ぎということもあることはあったが・・・・
ツインAはNが働き始めたエスポットで後から働き始め、
これは今でも続いている。
二人とも、本人と雇用者、仲間の話を信じれば、
一生懸命働いており、
いまやいなくては困る存在といわれているらしい。
(かなりの部分がお世辞とは思うが)
(少なくともさっさとやめてほしいとは言われていないようだ)
(なぜなら、アルバイト仲間で実際にやめさせられた子もいるので)
昔、まだ兄が生きている頃、
このバイトについて話し合ったことがある。
私も実感として感じているが、
たとえば大学で学ぶことのほとんどが、
実際知らなくても生きていくうえで支障があるだろうか?
今の仕事にどれくらい役立っているだろうか?
一流の高校を卒業し、一流大学を出て会社に入ってきて、
実に使えないやつがどれほど多いことか?
高卒の女のこの方がどれくらい会社に貢献していることか?
これはパートさんも同じ。
そして、何より、社会人として大切なことは、
専門的な知識などではなく、
実は気配りだったり、思いやりだったり、
機転だったりするということ。
コンビニのレジでもこういう気配りや機転がきく子が、
雇用主にとってはどれくらいありがたいことか。
仕事を任せられるということがどれくらい大変であり、
かつ大切であるか。
私は、大学の授業がいらないとまでは言わないが、
アルバイトで培う経験も大切な社会勉強とは思っている。
もちろんプラス面だけではない。
必ず反作用はあるもので、
勉強がおろそかになったり、
バイトに精を出せばその分いろんな意味でしわ寄せが来る。
偏ることは避けたいとは思っているが・・・
まあ、がんばることはどんな局面でもいいことであり、
そういう面は応援してやりたい。