徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

第28回U-18 女子サッカー選手権大会決勝の行方は?

2025-01-11 15:25:28 | サッカー(その他)

 

昨日のブログで取り上げた、

第28回U-18 女子サッカー選手権大会決勝が本日行われました。

第28回U-18 女子サッカー選手権大会明日は決勝です。

男子サッカーに比べ、

女子サッカーはメディア面で大きく虐げられて?いますが、

この決勝戦はJFATV(JFA公式YouTubeチャンネル)にて、

インターネットライブ配信が行われました。

特にこの試合は無料で見ることが出来、

ライブ後のオンデマンド配信も、

JFA公式アプリ「JFA Passport(無料)」にて、

視聴できるようです。

さて、試合の内容ですが、

決勝戦は、昨日お伝えした通り、

INAC神戸レオンチーナ対日テレ・東京ベルディメニーナの対戦でした。

なお、昨日のブログで、メニーナのメンバーとして挙げた選手の中で、

青木夕菜選手、松永未夢選手は、

来週行われる皇后杯のベレーザメンバーとして出場しているため、

この大会には出場していませんでした。

見落としていました。

 

さて、試合の内容ですが、

前半は2-1でメニーナのリードで折り返しました。

スコアは2-1のメニーナリードで落ち返しました。

3バックのレオンチーナと4バックのメニーナと言う、

システムの違いだけもありましたが、

前からどんどんプレッシャーを掛けるレオンチーナと、

ゾーンで守るメニーナのスタイルは、かなり対照的と言うか、

前半の攻防を評価すると、

レオンチーナの方が良いサッカーをしていました。

 

相手のボールホルダー、特に相手がディフェンスでボールを回す際に、

プレッシャーを掛けるのは両チームとも同じですが、

メニーナは基本がゾーンディフェンスなので、

どちらかと言えばボールホルダーに単体でプレッシャーを掛けますが、

レオンチーナはボールホルダーにプレッシャーを掛けるのと同時に、

周りの選手がパスの受け手にも一斉にプレッシャーを掛けるので、

メニーナは中々前にパスを出せず、バックパスを選択すると、

そのプレッシャーを更に前に前に掛けるので、

非常に窮屈な形になり、

受け身となったメニーナがコーナー付近まで、

かなり押し込まれると言うシーンも多くありました。

ただ、そこでレオンチーナが良い形でボールを奪えず、

奪っても再びすぐ奪い返されて、

結局、攻撃には結びつかず、得点に結びつきませんでした。

 

要するに、コーナー付近で両チームの複数人が、

ゴチャゴチャボールを奪い合い、

レオンチーナが奪った後に、

フリーの見方にパスを出せれば良かったのですが、

それが中々出来ず、

また出来た時も、

最終的に良いシュート、強いシュートを打てなかった事に尽きます。

更には、1点目は、鈴木温子選手のセンタリングが、

たまたまGKの頭を超えてゴールしてしまったことです。

これで、メニーナに余裕が出来てしまい、

2点目はレオンチーナの山嶋日花選手の不用意な横パスを、

栗田七海選手がカット。

そこからフリーで抜け出す西尾咲希選手にパスが通ったため、

パスミスの責任を感じたか?

後から追いかける形になった山嶋選手が、真後ろからチャージ。

西尾選手を押し倒す形になって明らかなPKとなりました。

気持ちは判りますが絶対やってはいけないファールでしたね。

 

このPKを眞城選手が蹴るのですが、

これまで、日本代表のPKが、

下手だと言う話を何度も書いた気がしますが、

眞城選手は体を左に倒して左隅にシュートを打つような体制から、

右隅にゴロのシュート、俗に言うコロコロシュートを決めました。

身体に重心を倒す方と反対に蹴る。

GKに対してフェイントでシュートの方向を誤認させるのが、

ある意味当たり前の作戦と思うのですが、

意外とこれが出来ないと言うかしないと言うか。

眞城選手は流石でした。

 

その後、サイドライン際でボールを受けた眞城選手が、

多分、朝生珠実選手に出した横パスがちょっと強く、

朝生選手が止めきれず後ろに流れたボールを、

衣川杏樹選手が朝生選手の二人が追いかけ、

スライディングしながら競り合う中で、

いち早く立ち上がった衣川選手がボールをコントロール。

横から寄せてきた須長穂乃果選手の足元をすり抜けるような感じで、

ゴール前にいた小島葵選手にパス。

小島選手はすぐ目の前にいた朝生選手と、

横から寄せてきた松岡瑛茉選手をフェイントで交わしシュート。

これが見事に決まり前半はメニーナの2-1となりました。

 

後半はレオンチーナペースは変わりませんが、

やはり前半ほどのプレッシャーは掛けられず、

相手のプレスが甘くなったところで、

ペナルティエリアの外ながらフリーで受けた須長選手が、

栗田選手とワンツーパスでペナルティエリアに侵入しシュート。

これで、勝負ありと言う感じでした。

このまま試合は終了し、

メニーナは2年振り11回目の優勝となりました。

今の女子サッカーのアンダー世代は、

そもそも、活躍の場と言うか、所属するチーム数が少なく、

過去のU-18 女子サッカー選手権は、

静岡県や東京都の代表チームが優勝していたものから、

今は、日テレ・東京ベルディメニーナ、

セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18、

ジェフ千葉レディースU-18等、

WEリーグ所属チームの下部組織が優勝しているので、

底上げがあると良いですね。

ガンバレ女子サッカーです。


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