アルビレックス新潟後援会から、「特別募金のお願い」が郵送で届きました。同封されていた文書は3つ。「1.クラブ緊急支援特別募金ご協力のお願い」「2.クラブ緊急支援特別募金振込用紙」「3.アルビレックス新潟グッズ申込書」です。
「1」の文書発出者名の「アルビレックス新潟後援会 会長 柄沢正三」の文字を見て、「あぁそうだった。馬場潤一郎さんは会長職を降りたんだったなぁ…」とあらためて会長交代を認識させられました。後援会総会や激励会で、あのちょっと訛った馬場節を聞けないのは寂しいですね。
新会長の柄沢さんは県サッカー協会の会長(ちなみに馬場さんは名誉会長)にして現職の県会議員。長岡市(与板地域)を地盤とする政治家ながら、ボクは全く存じ上げていません。コロナ騒動で後援会総会も流れたし、ボクら一般会員が新会長さんのご尊顔を直接拝見する機会は、まだ実現していません。最初のホーム戦では、きっとご挨拶があるのでしょうね。
さて、コロナ騒動でクラブの最大の危機を迎えているわけなので、募金にも協力したいという気持ちは十分あるのですが(「毎年何だかんだと寄付や募金のお願いがくるじゃないか」と言いたい気持ちも少しありますが、さすがに今年は特別です)、2つほど感じていることを書きたいと思います。
まず1点目は、「内田潤氏の解任について、クラブはしっかり説明をしてほしい」ということです。
何度となくクラブのピンチを助け、現役時代もそして指導者となってからも、アルビレックスにとって最大の功労者である内田潤氏。その彼を解任した(しかも内田氏本人はその処分に納得しているとは思えない)経緯について、ボクらは何も知りません。新潟日報の報道だけしか情報がないのです。
どうかクラブはボクらにこの件についてある程度の説明をし、スッキリした気分で特別募金に協力させてください。今のままでは、モヤモヤした気持ちを払拭できません(募金しないとは言いません)。
2点目は、「今後起こりうる『シーズンパスの払い戻し金』をクラブへの募金に充填する方法(の見通し)」を、可能な範囲で明らかにしてほしいことです。
今シーズンのJリーグは、従来の予定されていた試合数でホームゲームを行うことは、ほぼ100%不可能だと思います。そうなると「チケットの前売り」であるシーズンパスは、当然「払い戻しの対象」になると思います。そこにかかる経費(払戻金+手続きの人件費)も、今後はクラブに大きくのしかかってくるでしょう。
しかし、シーズンパスを保有しているサポーターの中には、「シーズンパスの払い戻しはいいから(一部を)クラブのために使ってくれ」という考えの人も少なくないと思います。ボクらもその中の一人です。ですが、今回の「特別募金」と「シーパス払い戻しの辞退」の両方は負担が大きすぎる…というのも、庶民感覚としては当然のところでしょう。
「今後、こういう形(シーパス払い戻し辞退)でのクラブ支援もあります」という情報をいただければ、クラブ側の手続き事務の経費を削減することへの協力にもなるのではないでしょうか。
とにかく、ボクらはアルビレックスがなくなったら困ります。精神的にも物質的にも、可能な限り応援いたします。頑張れ!アルビレックス!