週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

京都を叩いて3連勝!

2020年10月11日 | アルビレックス新潟

待望の京都戦で勝利です!3連勝ですぜ! 現時点での圧倒的J2得点王ウタカを擁する、順位表上でのライバル京都を2-1で撃破! いやぁ~たまりませんね。昨日は勝利の美酒(クラフトビールと生ワインでした)に酔いしれましたよ。「ここぞ」って試合のたびに敗戦を喫してきた「勝負弱い新潟」は、もはや「過去のこと」って言っていいのでしょうね。

先発メンバーはこんな感じです。ワントップのファビオの後ろには、「ちびっ子忍者トリオ」の至恩、高木、中島が控えます。至恩の変幻自在なドリブル、神出鬼没の高木の動き、強烈な飛び道具(ミドルシュート)をもつ中島。魅力的な三銃士です。

特筆すべきはSBです。左には史哉が、右には田上が入りました。開幕以来(たぶん)ずっと出場を続けていた新井は、サブメンバーにも入っていません。ケガという情報も入っていないので、「疲労回復のための休養」と考えていいのだと思います。

過密日程を戦い抜くの中では、出場メンバーをある程度ローテーションしていかないと、チームは一定水準以上のパフォーマンスを保てません。この前も守備の要である舞行龍をあえてベンチ入りさせなかったアルベルト監督が、今節は新井を休ませたのだろうと思います。次はマウロかな?

ゲームは両チーム選手の見応えのある攻防で、前半からとても面白かったです。今回のDAZNの解説の方は朴訥な愛想のない口調でしたが(アナウンサーは少し可哀想だった)、言っていることは的確でとても参考になりました。特に「新潟は三角形ができるまでパスを前方に出さない」的な解説を聞いて、「あーそういうことなんだな」って合点がいきましたよ。ポゼッションというのはなかなか奥が深いですね。

終始引き締まったゲームで、前半はスコアレスで終わりました。新潟の方がボールは保持していたけど、チャンスは京都にもありました。やっぱピーター・ウタカは危険です。さて後半に知将・アルベルト監督は、どんなカードを切ってくるのか?チョン・テセ投入はいつなのか?

後半もしっかりボールを回してチャンスを伺い、ここぞってところで仕掛ける新潟。後半12分に中島と高木に代えて、大本とゴメスを投入します。またまたゴメスはトップ下です。アルベルト監督は、ゴメスの活路をSBよりもトップ下に見いだしたのでしょうか?それがまたズバリと的中するからすごいわ。

試合が動いたのは後半23分でした。カウンターから大本がゴール前に蹴り込んだクロスに、田上が合わせる。その後ゴール前でゴチャゴチャってなったところで、田上が右足一閃。

これがゴールネットを揺らして、新潟先制です! さすが田上!元FW! 嬉しい今シーズン3得点目です。

ところが、そのわずか2分後でした。猛獣ウタカにやられます。ゴール前でマウロのミスを見逃さずに襲いかかり、あっと言う間に同点弾をくらいました。マウロも警戒をしていたんでしょうけどね(テセからウタカ防止の秘策も伝授されていたんでしょうが)。さすがの得点王が今季18得点目。

「あ~また得点直後の失点か!」見ているボクらにデジャブを感じさせる展開。ちょっとイヤな雰囲気が、わが家のリビングにも漂いました。

ところが昨日のアルビは違ったね。後半30分。途中出場のゴメスが、ファビオとのワンツーから相手守備陣を切り裂き、ゴール!キャプテンの嬉しい新潟初ゴールです!アルベルト采配がこの試合でも結果に繋がった!よし行ける!

その後、ファビオと至恩に代えてチョン・テセとロメロを投入。この代わった2人がまた見せましたね。カウンターから右サイドのチョン・テセに渡ったボールを、チョン・テセがゴール間際までドリブルで持ち込みそのままシュートするか?と思わせて、中央に走り込んだロメロに絶妙のマイナスのパス。ロメロ決めたか?と思ったのですが、相手DFの好守に阻まれました。あれ、ダイレクトで撃ったら決まっていたかもね。ロメロ、テセ先輩からダイレクトシュートを教えてもらうように。

京都も期待の高卒ルーキー・谷内田を投入して、猛反撃。谷内田とウタカのコンビでアルビゴールに迫るシーンもありました。長岡市出身の谷内田くんも活躍し、アルビも勝って言うことなしですよ。

キャプテン・ゴメスのヒーローインタビューです。ゴメスの「サブの選手が途中出場して結果を出すことでチームも勢いに乗れる」という言葉。とても重みがあり、ボクらサポーターにとっても嬉しく誇らしい言葉です。

対戦した京都は、全31得点のうちエース・ウタカがあげた得点が18点。58%をウタカ1人が稼ぎ出している「チーム・ウタカ」であり「戦術・ウタカ」なチームです。一方のわがアルビは、現在チーム最多7得点の新太はケガで離脱中(今季の復帰は絶望)にもかかわらず、日替わりのヒーローが誕生して連勝中。すばらしいことですよ。

ここ数試合のアルビのサッカーを見ていたら、間違いなく史哉も近いうちにゴールをあげることが予想されます。だって左サイドで史哉から至恩にボールが渡ると、史哉は躊躇なく中央からゴール前に侵入してゴールを狙っていますもの。今回の右の田上もそうだけど、「サイドバックは状況を自ら判断してゴール前に侵入する」って約束がチーム共有されていて、その動きに応じて他の選手が守備をカバーしているのでしょうね。

そういう意味で、福田と島田のボランチコンビの動きは素晴らしいですよ。福田のセカンドボールの回収なんて、「どうしてそこにボールが来るってわかる?」って聞きたくなるほどです。いやぁ~いい人に完全移籍で来てもらったなぁ。

その福田選手。「笑い飯」の哲夫に似ていると思うのはボクだけ?

コメント (4)
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