10連勝中で上位をひた走る福岡をホームに迎えた大決戦。平日のナイトゲームながら、ビッグスワンには大勢のアルビサポが集まりました。願うのはもちろん、福岡を撃破して上位陣に肉薄することです。ビッグスワンには、5774人のサポーターが集まりました。
先発メンバーは前節の京都戦と同じ。現時点のアルビのベストメンバーです。
ファビオ
至恩 高木 中島
島田 福田
史哉 舞行龍 マウロ 田上
小島
ゲームは開始早々から両チームの手に汗を握る激しい攻防の連続で、見応えのあるものでした。さすが徳島と共にリーグトップを突き進む福岡です。前線から激しいプレスをかけてくるし、攻守の切り替えが早くてあっと言う間にカウンターを仕掛けてくるし、気が抜けません。
ゲームが動いたのは前半14分。コーナーキックからDFのドウグラスにドンピシャヘッドを決められ、アルビは福岡に先制点を許します。その後アルビも反撃に転じ、何度かチャンスを作りますが、ゴールは奪えずに前半は終了。至恩の超絶なルーレットとか、見せ場もありましたけどね。
後半、アルベルト監督は次々とカードを切ります。
まずは後半の頭から史哉に代えて荻原を投入して、左サイドからの攻撃のスピードアップを図ります。
さらに後半11分には、高木・中島に代えてロメロと大本を投入。さらに攻撃のスピードがアップ。右の大本、左の荻原が積極果敢にサイドを駆け上がる姿がゴールを予感させます。
同点弾が生まれたのは、後半19分でした。コーナーキックからファビオが放ったシュートのこぼれ球を至恩が押し込み、ゴールネットを揺らしました。やったー!同点だ!さぁ逆転するぞ!
だがしかし、勝負を決める2点目は福岡に入りました。至恩の同点ゴールから7分後。鮮やかなカウンター攻撃を福岡に決められ、突き放されます。あれは脱帽のカウンターでしたね。悔しいけど。
その後、アルビはチョン・テセを投入して同点弾を奪いにいきます。交代はマウロ。
センターバックには右SBの田上が入り、大本が1列下がります。さぁ!チョン・テセ劇場が始まるか?→始まらず!
続いて前節の京都戦で魂の決勝ゴールをあげた、キャプテン・堀米を投入。ゴメスの2試合連続のゴールが見れるか?→見られず!
福岡のあざとい時間稼ぎ(あれもマリーシアって言うんですかね、バタバタ倒れて)もあり、このまま試合終了。アルビレックスは福岡に11連勝を許し、上位進出のために絶対に落とせないゲームを落としてしまいました。
これで、自動昇格の2位との勝ち点差は12となりました。う~ん。人生はなかなか思い通りにはいきません。まぁしょうがない。
だけど、あの福岡のゲーム終盤の「ピッチでバタバタ倒れる時間稼ぎ」の連続って、ルール上は問題ないのかもしれないけどどうなんですかね。著しく「勝者のメンタリティ」に欠けるようにボクは感じたけどね。痛さで倒れて立てないはずだった選手が、プレー再開と同時に全力疾走で走り回るってね。どういうこと?(ゲーム後にマウロは抗議に行ってたよね?)まぁ負け惜しみになるからこれ以上は言わないけどさ(言ってるけど)、ちょっと文句を言いたくなりました。まぁこんなことをボクらが言っている自体が福岡の思うつぼ、「作戦通り」「してやったり」なんでしょうね。
さぁさぁ気持ちを切り替えて、次の試合に臨みましょう。ボヤいている暇はないです。中3日で水戸戦がやって来ます。まだまだボクらはあきらめちゃいませんからね。
それにしても、新井はどうした?