「そのうち『週アル』のネタにしよう」って思いながら、時の流れにズルズルと流されてしまって(っていうか水曜開催のゲームが多くなって、リーグ戦に関する更新が例年よりも過密なんですよね)、結局ボツになって消えていくアルビ情報って結構あるんですよね。今日の表題「三戸くんと小見くん」も、実はそんな話題の一つです。やっと今日、日の目を見ましたよ。
この二人。来シーズンアルビに加入することが決まった高卒(卒業見込み)ルーキーの、三戸舜介(みとしゅんすけ)選手と小見洋太(こみようた)選手です。まずはプロフィールを紹介しましょうかね。
まずは三戸くんから。三戸くんは今シーズンも二種登録されていますから、既に背番号もありリーグ戦に出場することも可能です。
三戸 舜介 選手 Shunsuke MITO
■ポジション:MF
■背番号:37
■生年月日:2002年9月28日(18歳)
■身長/体重:163cm/56kg
■出身地:山口県
■経歴:JFAアカデミー福島U-15→JFAアカデミー福島U-18
■代表歴:U-15、U-16、U-17、U-18日本代表
■特徴:小柄ながら、機動力と運動量を兼ね備え、ゴールチャンスを演出できる攻撃的MF。
ほう、三戸くんは山口県出身なんですね。達也さんの後輩です。来シーズン、年齢差20歳の山口県出身コンビがビッグスワンでボクらを熱くさせてくれるかもしれませんよ。
そしてもう皆さんもご存知のように、三戸くんはこの10月にGKの藤田和輝選手と共に、日本サッカー協会のU-19日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーに選ばれ、参加してきました。U-19でも日本代表入りが有力な逸材です。各年代で漏れなく代表経験、すごいですね。
身長は163cmと小柄なMFですが、これはもうアルビの伝統みたいなものです。2つ年上にも身長164cmの背番号10がおり、大活躍していますから問題ありません。(笑)
そしてもう1人がこの選手。小見選手です。
小見 洋太 選手 Yota KOMI
■ポジション:FW
■生年月日:2002年8月11日(18歳)
■身長/体重:169cm/64kg
■出身地:埼玉県
■経歴:FCリアン → FC LAVIDA → 昌平高
■代表歴:U-18日本代表
■特徴:常にゴールを狙い、攻守に貢献できる万能型ストライカー
はい。丸刈りの純朴そうな少年、イガグリくんって感じの小見洋太選手は、埼玉県のサッカー強豪校である昌平高校の3年生。第99回全国高校サッカー選手権大会優勝を目指して、現在は埼玉県予選を戦っている真っ最中です。
この昌平高校、一昨年度の選手権でBest4、昨年度はBest8と、全国大会の上位常連校で、なんと小見くんたちの学年(高3)からは、4選手が既にJリーグ入りが決まっています。さらに昌平高校が輩出したJリーガーは、5年連続で計10人。小柄な選手が多いのが特徴で、今年の4選手も身長は全員が160センチ台です(小見くんは169cm)。
なんでも昌平高校の藤島崇之監督(40)の考えは、「身体能力に恵まれなくても、確固たる技術を持ち接触を受けないようにすれば、いいパフォーマンスができる。勝負を決めるのは技術と、それに裏付けられた冷静な判断力」で、選手には常に「最後は技術」と説き、個々の特長や可能性を引き出す指導に力を入れているとのこと。その中で選手たちは自分たちで考え、個々の引き出しを増やしているのだそうです。
これもまた素晴らしい。そんな環境の中でサッカーをやって来た小見くんには、アルベルト監督のサッカーはピッタリかもしれません。
小見くんはJ2水戸ホーリーホックからも入団の打診を受けており、「新潟の試合を見てJ2で一番いいサッカーをしていると感じた。日本一のストライカーになりたい。」と新潟入りを決意したそうです。嬉しいねぇ。
三戸くんと小見くんの2人。それに、既に2種登録されているアルビU-18の3選手(丸山嵩大、小田奏、畑添隼人)を加えて、来シーズンの5人の新加入選手が決まったことになります。着々と未来の新潟のチーム作りも始まっているんですね。ワクワクいたします。
さて、先日から皆さんにお願いしていた「第2回『週アル』アンケート」を、先ほど締め切らせていただきました。170名もの方からご協力いただきました。ありがとうございました。選手の酒気帯び運転事件及びクラブの対応について皆さんからいただいたアンケートの結果は、明日以降このブログで公開いたします。