第18節ファジアーノ岡山戦は、0-1で敗れました。大事な試合、何度も決定機は作ったんですけどね。鈴木も谷口もチャンスに決められず、前評判通りの堅守・岡山の前に屈しました。
これでリーグ戦に関して言えば、5試合連続で先制点を奪われ、その5試合は1勝3敗1分と惨憺たる成績。とてもJ1昇格を狙うチームの姿とは思えません。なんかボクらには天皇杯の金沢戦の快勝のイメージは残っているので、「チームはいい感じだったなんじゃね?」って思いが頭の中にあるんですが、ことリーグ戦に関しては危険な状況にあることを自覚しなければいけません。
それでも、チームにはもちろん誰ひとりとして手を抜いている選手などいるはずもなく、みんな必死で闘っているのは間違いないところ。スタジアムで文句ばっかり言っている輩には、「文句を言う暇があったら拍手しろ!」と言いたいところです。
そしてやっぱり昨日のゲームでは、審判の判定に関して一言触れずにはいられません。勝敗を審判のせいにして文句ばかり言うのは基本的に好きじゃないんですけどね。あれでは人生をかけて必死にプレーをしている選手が可哀想です。後半68分のこの試合唯一の得点シーン、岡山の上門のシュートがアルビのゴールネットを揺らしたシーンです。
誰がどう見てもオフサイド。TeNYの解説の北澤さんも、DAZNの解説の方も、それぞれの中継アナウンサーも、テレビやパソコンの前の視聴者も、誰もが思ったはずです。だってオフサイドだもの。
執拗に抗議する島田やゴメス、そしてアルベルト監督。まぁしかし、抗議が認められるはずもなく、結局この1点が決勝点となりアルビレックスは岡山に敗れてしまったわけです。もちろん、この1点がオフサイドの判定でノーゴールだったとしても、アルビに得点が入らない限り勝利はあり得ないわけなので、勝ち点3には繋がりません。だけど、何度見てもこのゴールシーンはオフサイドだし、こんな判定がまかり通るようならばJ2リーグの信用にも関わります。そして何よりも、命を削ってプレーをしている選手たちに申し訳ないです。
試合後のアルベルト監督は、怒りが収まらないご様子です。「主審の大きなミス」「審判は私たちをリスペクトしてほしい」「あのプレーで試合は壊れた」と明言。さらに「どのようなことがあってもJ1昇格を勝ち取ろう」「このような(審判の)ミスや障壁があろうともJ1昇格」と述べ、(ボクの記憶では)カメラの前で初めて「J1昇格」を口にしました。「ここは今シーズンの勝負どころ」と、指揮官も判断したのでしょうね。
昇格のライバルである京都、磐田、琉球はそれぞれ勝ち点を伸ばし、新潟は3位まで順位を落としました。4位の琉球とも勝ち点では並んでしまいました。チームはピンチです。
こんな時こそ「We are ONE!」ですよね。文句をたれる前に拍手し、心からの応援をしましょう!