佐井川に架かる橋の奥にお堂がある
山里を流れる佐井川
「お乳の観音様として有名な元国宝!」 豊前市
千手観音
豊前市は挾間地区の県道226号線のそばにある「千手観音」は、
かの高僧・行基の作と言われる平安時代後期の秀作(高さ211cm)で、
尊顔の美しさに定評があり、
元国宝、現在も国指定の重要文化財となっており、
大変貴重なもの ( 通常は秘仏とされている ) 。
その昔、この地にあった岩屋山泉水寺のご本尊だったと考えられています。
また、本堂の裏手にある岩壁からこんこんと湧き出ている清水を持ち帰り、
おかゆを炊いて食べるとお乳の出が良くなることから、
通称 “ 乳の観音 ” とも呼ばれ、今も参拝者が後を絶たない。