福岡県福智町にある 「 常立寺 」
宮本武蔵が剣の道場を開いた寺の境内
小原信利と妻の常光院の墓石碑
香春岳城の戦いで戦死した小原信利の墓石碑
信利の妻の常光院の墓石碑
福智町金田にある 「 宮本武蔵の碑 」
宮本武蔵の兄、大山吉久が建立したとされる常立寺
常立寺の境内に、天正15年正月に香春岳城攻撃戦で討死した
小原上野守信利の墓があります。
墓は信利の孫である大山吉久、宮本伊織、小原玄昌、田原正久らによって、
承応3年 ( 1654 ) に創建されました。
大山吉久等は剣豪宮本武蔵の甥で、宮本伊織は養子となり、
小笠原藩の家老となっています。
また、境内で宮本武蔵が剣の道場を開いたとも伝えられています。
その宮本武蔵の碑だが、
今から約10年ほど前に田川郡福智町金田で 「 宮本武蔵の碑 」 に出会った。
岡山県の美作や熊本の金峰山などで見かけるのならば分かるが、
「 まさかこんなところで 」 という感じだっただけに、
その出会いは “ 予期せぬもの ” だった。
その碑には、こう彫られてある。
宮本武蔵は養子伊織の祖父 小原信利が天正十五年
香春岳城攻撃のとき 討死し
その墓が常立寺にあったので武蔵は小倉の伊織宅に居た寛永九年から
八年の間 菩提を弔うため再三この地を訪れて武芸や禅を伝えた。