30年続いた平成が終わり、令和の時代へ突入し、
2019年4月9日、そんな新時代を予感させるニュースが報じられた。
財務省によると偽造抵抗力強化等の観点から、
1万円・5000円・1000円の紙幣を全面的に刷新するという。
このタイミングで紙幣が刷新されるなんて・・・
いかにも 「 令和 」 を発表した菅官房長官に対して麻生太郎への配慮ではないか。
その新札の1000円札に選ばれたのが熊本県小国町出身の 「 北里柴三郎 」 である。
一時的なブームでこの記念館も盛り上がりを見せていたが以前に戻ったようである。
破傷風菌の研究で世界的に有名な医学者・北里柴三郎生誕の地にある記念館。
生家や、博士から小国町に寄贈された北里文庫 ( 図書館 ) を改修し、
博士の生涯と業績を伝えるために遺品や写真・ビデオなどが展示されている。
敷地内には、帰省の際の居宅として、
また郷里を訪れた賓客をもてなすために建てられた 「 貴賓館 」 が保存されており、
貴賓館からは、小国富士と呼ばれている湧蓋山 ( わいたさん ) の絶景が望める。
昭和61年、北里研究所、北里学園の協力により再生されたものである。