紅葉の枯葉が残る中の来訪であった
毛糸の帽子に止まった銀ヤンマ
昨日、北部九州では最低気温が5度で、
日中もほとんど気温が上がらない日だった。
そんな低温の中にトンボが玄関手前のラテイスに止まっていた。
「こんなに寒い日にどうして・・・」と思いながら、
トンボを逃がさないようにそっとカメラに収めた
「モミジが紅葉するようなこんな寒い日に蜻蛉に出会えるなんて」と思った時、
ふと、「冬の蜻蛉」という伊集院さんの作品を思い出した。
そして奇しくも「冬の蜻蛉」に出て来る銀ヤンマである。
どう考えても今の時季にのありえない状況に、
「もしかして伊集院さんが会いに来てくれたのかも?」と、思った。