マカロンならぬカラフルな 「 芦屋釜ろん 」
釜を模った外箱もお洒落
「 芦屋釜ろん 」が売っている芦屋釜の里
青いマカロンの柄は ” 波千鳥 ”
芦屋釜に表された波の絵をモチーフに、千鳥が飛ぶ海辺の情景を描いている。
海辺の町、芦屋をイメージし、現在の芦屋鋳物師が描いたものである。
朱に染まった中に描かれているのは ” 七宝繋文様 ”
七宝繋文様 (しっぽうつなぎもんよう) は、
芦屋釜に表された七宝繋文様を描いている。
円が繋がる文様は円満を表すとされ、
古来、縁起の良い文様とされている。
白にシンプルな釜の絵が載った ” 芦屋釜 ”
室町時代を中心に筑前国芦屋津(現在の福岡県遠賀郡芦屋町)で製作された茶の湯釜。
その特徴は、胴部に表される優美な文様と、
「 真形(しんなり)」と呼ばれる端正な形です。
芦屋釜は、現在の茶道においても大変珍重されている。
黄色に亀の甲羅のような ” 亀甲文様 ” をあしらったマカロン
芦屋釜に表された亀甲文様を描いています。
亀は長寿万年の思想から縁起の良いものとされています。
芦屋鋳物師が製作した毘沙門天立像の鎧にも、
この亀甲文が表されています。
最後に紹介するのは鮮やかな緑色の 「 浜松 」
芦屋釜に表された浜松図(砂浜に生える松)を描いています。
浜松図を表した芦屋釜は数点知られており、
室町時代から好まれた画題だったようです。
※ マカロンの隠し味として芦屋の塩を使用し、
抹茶は福岡八女の抹茶を使用している。
この 「 芦屋釜ろん 」 が売っている ” 芦屋釜の里 ” については、
芦屋釜チョコの後に後日改めて紹介したいと思っています。