かつて上山田駅があった場所に警報機が残されている
上山田駅の説明版
突き当りが「山田図書館」
生涯学習館
上山田と下山田は旧山田市のメイン市街地だった。
明治31年(1898)2月8日に、
上山田線の臼井~下山田間(5.4km)が開通した。
さらに明治36年(1903)12月20日に上山田(2.0km)が開通。
明治42年(1909)10月12日に線路名称を統一した際に筑豊本線となった。
のちに昭和4年(1929)12月7日に筑豊本線が筑前内野から冷水峠を越えて
鹿児島本線の原田まで延伸した際に、上山田線として分離した。
やがて上山田から線路を伸ばし、日豊本線の苅田港までの石炭輸送を始める計画で、
まず上山田~豊前川崎間(11.5Km)が昭和41年(1966)3月10日に開業したが、
乗客数の減少等で、わずか22年後の昭和63年(1988)8月31日付けで、
上山田線全線が廃止されてしまった。