1月24日(土曜日)、ホテル椿山荘東京プラザ5階オリオンに於いて、首記新年祝賀会が開催された。
参加出席者数は、主催者側の発表によれば、招待者を含め総勢860余名とのこと。オリオン大宴会場が満杯。歩くこともままならないほどの大盛況となった。
今回、佐渡市を中心とした佐渡を世界遺産にする会、同新潟の会及び同首都圏の会が合同で初参加したので、その模様を中心にご紹介したい。
開会の10分前には、甲斐佐渡市長他古式の装束をまとった約10名の上記の会の人並びに“佐渡を世界遺産に“のジャンパーを着た有志がのぼり旗を立てて場内を一周した。
佐渡市長他数名が古式の装束で場内を一周する。
11時20分の定刻に国歌斉唱。
高橋実行委員長による開会宣言ののち、大会会長である東京新潟県人会小林保廣会長の挨拶。
小林大会会長が挨拶。
小林大会会長は、大倉初代会長が東京新潟県人会を創立してから105年目にあたるとのこと。歌手小林幸子さんが会員加入したこと、今日の祝賀会に小林さんに檀上に上がって頂けるとのこと等を述べ、楽しい一日としてもらいたいと話された。
司会者は、「泉田新潟県知事は、やや遅れて到着する」旨を伝え、先に柄沢新潟県議会議長の祝賀挨拶がなされた。
柄沢議長は、石川、富山新幹線の開通によって新潟県の活性化を期待していること、人口減対策特別委員会が議会に設置されたこと等について述べられた。
金子衆議院議員の祝賀挨拶が続いた。金子衆議院議員は、地方創生についての故郷の対応を紹介(三条市)なさった。
金子めぐみ衆議院議員の挨拶に聞き入る出席者。
次いで、市町村を代表して森長岡市長が祝賀挨拶。
長岡市長は、まず故郷に対する熱意に謝意を述べ、ふるさと納税に対して一層のご協力をお願いしたい旨を述べた。
しばらく休憩。その間を利用して佐渡を世界遺産にする各会の代表らは、古式の装束のまま挨拶に廻る。
各界を代表する招待者30名余りが檀上に上がり、3つの樽を囲んだ。
司会者から小林幸子さんがただいま到着したことを告げ、鏡開きに参加。ひーふーみーの掛け声で鏡開き。
各界を代表する招待者による鏡開き。
そして、池田新潟総合学園総長の音頭で高々に乾杯。
しばらく歓談ののち、歌手小林幸子さんが紹介されて檀上に上がる。
小林幸子さんは、何といってもまず「思い出酒」を熱唱。そして「雪椿」。会場から大拍手を受けた。
小林さんの歌謡が終了したのち、ただいま泉田新潟県知事が到着した旨が告げられ、檀上に上がる。
泉田知事の祝辞。
乾杯後の挨拶となったため、泉田知事のことばがはっきりと聞きとれない。残念。ただ、「佐渡を世界遺産登録に向けて誠意努力しているので、皆さんの協力を得たい」旨を述べていたことは、耳に入った。
次いで、佐渡市長を先頭に、古式の装束を身にまとった人やのぼりばたを立てた“佐渡を世界遺産にする各界の総勢十数名” が壇上に上がった。
佐渡市長の挨拶。平成29年の世界遺産登録に向けて皆さんの一層の協力をお願いしたい旨が述べられ、大拍手を受ける。
檀上に上がった「佐渡を世界遺産にする各会」の面々。「・・首都圏の会」坂田会長も協力を呼びかけた。
檀上に上がった古式の装束に身にまとった面々が泉田新潟県知事を囲む。
アトラクションが続く。
佐渡出身の「若浪会」の面々が「相川音頭」を披露する。
佐渡の郷土会で、いつももっとも多くの参加者を出す関東畑野会の面々。
ふるさと上越ネットワークによる演武「謙信武将隊」。
その他多くのアトラクションが続く。
そしておけさクラブと皆さんで輪踊りが始まる。
輪踊り。
時間の経つのも忘れていたが、時計を見るともう午後3時前。甲斐佐渡市長による中締め。
私どもは、出口に並んで出席者のみなさんを見送った。
出席者を見送る左から「新潟の会」副会長佐々木さん、「首都圏の会」副会長若林さん、「佐渡の会」弾正会長らの面々。
お見送りをしているとき、お帰りの皆さんから「応援しているからね。頑張ってください」との声を多くいただいた。
今回、古式の装束で参加した佐渡市長、佐渡を世界遺産にするそれぞれの会は、東京新潟県人会新年祝賀会という絶好の機会をつくって下さった東京新潟県人会に感謝、御礼を申し上げる次第です。
世界遺産登録に向けてなお一層の力を得た一日だった。頑張ろう。