“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

佐渡金銀山 世界遺産登録国内推薦を得られますよう願ったが・・・。

2016-07-25 19:01:03 | Weblog
 先にお知らせしましたように、25日午前11時から28年度世界遺産登録国内推薦を決める文化庁特別委員会が開かれた。
 私共佐渡を世界遺産にする首都圏の会有志ら20名弱は、国内推薦を得られたとき、身をもって喜びを分かち合いたいと、「目黒庄や408店」に14時発表の30分前に集まった。
 会場に入ると、「テレビ朝日が取材に来るそうだ」との情報が入る。
 テレビ取材が始まると、出席者のみなさん、緊張している。待つ時間が長く感ずる。

 13時50分ごろ、会長の携帯のベルが鳴る。みな緊張する。
 第1報は新潟県教育庁からのようだ。


第1報を聞く坂田会長。

 会長の話すトーンがだんだんと下がる。「ああ~、ダメか」。

 続いて、佐渡市長から電話が入る。


出席者は、力を落として声も出ない。

 理事の一人が今日の朝作ったものだそうで、はじめ「祈 推薦決定」が開かれていたが、「来年に向け頑張ろう」に替えられた。


部屋の壁に飾られたのぼりや標語。

 みな声が出ない。テレビスタッフが部屋のムードを和らげるため「何か話してください。声を出してください」と声がかかるが、みな“がっかり”で、声が出ない。「残念という以外ないです」との声が聞こえた。みな“うんうん”と頷くばかり。

 あまりに声が出ないので、テレビ朝日スタッフは標語の説明、撮影をして、“静かに”帰られた。30分ぐらい居ただろうか。

 みな、足取り重く隣の部屋に移り、14時30分から残念会が開かれた。


残念会の情景。

 テレビの放映が16時50分からとわかったので、金子事務局次長が来年を期して「三三三拍子」で閉めた。
 テレビ放映に間に合うように急いでJR目黒駅に向かった。

 帰宅後すぐにテレビのスイッチを入れる。待つこと1時間、「もうないかな?」あきらめていたら、世界遺産の推薦決定のニュースが始まった。
 テレビ朝日さんには無断で悪いが、「我々のことなんだから、許してもらおう」とカメラのシャッターを切った。
 以下の写真は、テレビ朝日が放映したものの一部カットです。数十秒流れたかしら。











 佐渡金銀山が、2年連続して国内推薦を得ることができなかったことは、ダメージが大きい。
 でも、これに落ち込むことのないよう、ふるさと佐渡とさらなる協力を強め、来年に向かって立ち上がりたいと思う。
  来年、国内推薦を得た時の喜びは倍加することでしょう。
 みなさんのさらなる協力を期待したい。

〈追記〉
  佐渡市のホームページに「佐渡金銀山の世界遺産国内推薦候補「見送り」についての市長のコメント」と題して、今回の推薦候補の見送りに対してのコメントが載っています。ご参照ください。

 https://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2016/0725.shtml



 



 
 
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