“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

首都圏佐渡連合会文化・芸能部会主催「文化講演会」が開かれた。

2016-07-31 21:11:43 | Weblog
 7月31日(日曜日)14時から表参道・新潟館ネスパス3階会議室に於いて、第九回文化講演会が開かれた。 出席者数は、約80名。会議室をほぼ埋め尽くした。
 今日の講師は、佐渡ジオパーク推進協議会顧問で元両津高校、佐渡高校の校長を務めあげた渡邊剛忠さん(佐渡市上長木出身)。
 演題は、“佐渡ジオパークの魅力ー豊かな自然や大地・歴史・文化を生かした取り組みを通してー

 講演が始める前に、佐渡を世界遺産にする首都圏の会の理事たちが、古式豊かな衣装をまとって登場「御金荷の道」の道中の状況、「金荷の受け渡し式」を紹介した。


 ・・・首都圏の会の理事たちが会場に入場。

パフォーマンス終了後、元田文化芸能部会長が司会進行を務め、渡邊先生を紹介した。渡邊先生は、長い教員生活から自然と現れるのでしょう、人前で話す姿は、自信たっぷり。


渡邊先生の講義。

 今まで研究してきた資料をスライド表示して、講義調で流ちょうに進む。
 内容についての詳細な説明は、省略させていただきますが、佐渡のジオパーク、佐渡島誕生のドラマを第一ステージ(3~2億5千万年前)から第四ステージ(約500万年~400万年前)まで四つに分けて解説、大佐渡、小佐渡から出る化石からその証拠を詳細に説明された。




 日本海が誕生する状況を解説。

 小生、若い時「石」に興味を持ち、幾種かの石を集めたことを思い出し、先生の話されることに心をひきつけられていった。
 佐渡島の魅力をどのようにして生かしていくかについても詳しく話された。


佐渡の活性化、持続可能な島について説明。

 内容が豊富であった講演は、約1時間30分で終了。しばらく休憩ののち、質疑応答時間を設定、3人ほどが先生へ質問した。
 すべて終了後、佐渡市から出席した伊藤新副市長が紹介される。


副市長は、渡邊先生の中にあった三遺産をまとめる三遺産プロモーション室の進捗状況等を説明。

また、安藤佐渡市世界遺産推進課長は、今年残念ながら国内推薦候補から漏れた状況をユーモアを交えて話された。


安藤課長の世界遺産国内推薦状況報告。

 安藤課長のこのユーモアある話し方に今までにないものを感じた。
 来年は、ぜひ国内推薦を勝ち取るよう市に協力して行きたいと思う。

 終了後、会場をJR原宿駅近くのレストランに会場を移して懇親会が開かれた。小生、私事都合で懇親会を欠席したので、その状況は不明です。



 
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